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株式会社INFORICHが展開するモバイルバッテリーのシェアサービス「Charge Spot(チャージスポット)」は、2月1日より神戸市役所をはじめとする5か所の自治体施設への設置を進める事を発表しました。

INFORICHによれば、自治体としてCharge SPOTを設置するのは日本初の試みであり、神戸市を訪れた観光客や市民が、観光・外出時にスマートフォンの充電を気にすることがなくなるとしています。

また、神戸市としては、Charge SPOTのバッテリースタンドに備わっているサイネージ機能を使い、観光・イベント情報や市政情報を発信し地域の活性化に役立てたい考えです。

設置概要は以下の通りです(2019年2月1日より順次設置予定)。

・ 神戸市総合インフォメーションセンター(2 月 1 日設置) 

・ 新神戸観光案内所(2 月 1 日設置) 

・ 神戸市役所本庁舎1号館1階(2月1日設置) 

・ 神戸市営地下鉄三宮駅(2 月中旬以降設置予定) 

・ 神戸市営地下鉄新神戸駅(2 月中旬頃設置予定)

また、兵庫県立大学神戸商科キャンパス食堂内や、六甲山観光(株)の観光施設などでも、 今後市内で設置箇所が拡大の予定です。

上記のスポットにおける利用料金は、

1時間 →150円（税抜）

48時間以内 →300円（税抜）

48時間以降 →2280円（税抜）

※48時間を超えた場合、バッテリーは返却不要です。

※利用時間に応じて料金が初回登録時のお支払い決済から引かれます。

貸出されるバッテリーの仕様は、容量：5,000ｍAhで、ライトニング・マイクロUSB、USBタイプCの3種類のケーブルが付属します。

Charge SPOTサービス拡大中

外出時にスマートフォンのバッテリーの充電切れとなっても、最寄りのチャージスポットから持ち運び可能なモバイルバッテリーを借りて充電することができ、充電完了後は、借りたスポット以外の任意のスポットに返却する事ができるモバイルバッテリーのシェアサービスです。

すでに、流通大手イオングループが、グループ各店舗への設置を進めるほか、コンビニ大手のローソンでもまだ設置数は少ないものの都心の店舗を中心に設置を進めており、Charge SPOT全体としての設置数は徐々に増加している模様です。

ただ、神戸市役所等の料金は1時間150円、48時間まで＋150円ですが、イオングループやローソンでのレンタル料金は、1時間：100円、48時間まで＋100円と貸出料金が異なるのが気になるところです。

貸出される5000mAhのバッテリーは、Amazon等では安いもので1,000円前後、高いもので3000円前後となっており、Charge SPOTの48時間200円でのレンタル5回～15回程度の価格で販売されています。

ケーブル付属と言う事を勘案しても、これを割安と見るか、割高と見るかは人によって意見が分かれるところかと思いますが、モバイルバッテリーの手持ちがない緊急時に100円程度で充電が行えるのは、利用するメリットは大きいかもしれません。