AppleはiOS13.3.1の一般向けの公開から一週間が経った現地時間2月5日、iOS13.4とiPadOS13.4の開発者向けベータ1をリリースしました。いくつかのデザイン変更と新たな機能の追加がされています。
また同じくmacOS Catalina 10.15.4とwatchOS6.2、そしてtvOS13.4も開発者向けのベータ1がリリースされています。
今回のアップデートによって変更された点がまとめられていますので、そこからいくつかピックアップして紹介いたします。
ツールバーにあったゴミ箱のアイコンが左端に移動しています。またiOS12のフォルダとフラグのアイコンが戻りました。
2020年春に提供が予告されていたiCloud Driveのフォルダ共有機能が復活しています。
ミー文字に新たなポーズが追加されました。
自動車のロックが解除できる機能です。NFCに対応している自動車はアイフォンやAppleWatchで鍵を開けることができます。
ショートカットアプリの中で、周囲に流れている音楽を聴き取り曲名を検索する機能「Shazamする(Shazam it)が追加されました。
写真アプリにおいて、タブ間の移動やアルバム作成などに対応したショートカットが追加されました。フルスクリーンモードでは写真の削除や複製、編集モードへの切り替えもショートカットが使えます。
iPadOSにおいて、iPadにキーボードを接続した際にいくつかのキーごとの動作が変更できるようになっています。
Safariでリンク長押しした際に開かれるメニューに、「バックグラウンドで開く」が追加されています。
開発者向けベータ1ということで、今回の変更点が戻される可能性も十分にあり得ます。実際、iCloud Driveのフォルダ共有機能は元々iOS13で導入される予定でしたが、ベータテストの段階で削除されていました。
iOS13になってからいくつかの問題が指摘され、それらは徐々に解決しつつありますが、さらなる改良が加わったアップデートがリリースされるのが待たれる所です。
source:iPhonemania
Photo:iPhonemania