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第7世代の新型iPod touchが5月29日に発表され、発表後すぐに販売が開始されました。

価格は21,800円で、現在発売しているiOS端末の中で最安となります。最新のiPhoneの価格が10万円を超える中で、2万円強で気軽に購入できるiOS端末は貴重な存在です。

ディスプレイは4インチのままで前回と変更なく片手で扱える薄型コンパクトな端末という魅力を維持しています。ホームボタンやイヤホンジャックがある点も以前の機種と同様です。

「Apple A10 Fusion」にアップデート

第6世代のiPod touchからの目立つ変化としては、CPU/GPUが「Apple A8チップ」から「Apple A10 Fusionチップ」にアップデートされたことです。これによりiPhone 7と同等の処理性能を実現しています。

新型iPod touchでは、グラフィック性能3倍にまで向上しAR ゲームにも対応しました。さらにグループ通話やビデオ通話が可能な FaceTime の利用も可能となっています。

「薄くて軽い」が昨今のiPhoneにない魅力

新型iPod touchはディスプレイが4インチ、厚さ6.1mm、重量が88gと前機種からコンパクトさを維持しています。このあたりは年々大きくなっている最新のiPhoneにはない魅力です。

ポケットにらくらく収まるサイズだから、どこでも気軽に持ち運びができます。ゲーム用や音楽用に2台目の機種として、iPhoneユーザーにもAndroidユーザーにも便利な端末となっています。

「LTE通信」と「GPSの機能」は利用できない

iPod touchでできないことは「LTE通信」と「GPSの利用」の2点です。iPod touchにはSIMカードのスロットはないので、キャリアでのLTE通信は不可で、利用できるのはWi-Fi通信のみとなります。

またGPS機能はないので、地図アプリやポケモンGOなどで正確な位置情報を取得することができません。iPod touchはあくまでメインのスマホがあった上でのサブ機という位置付けになるでしょう。