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2019年格安SIMの顧客満足度調査、UQモバイルが総合満足度1位を獲得

[2019/06/26]

5月29日に、格安スマートフォンサービス/格安SIMカードサービス顧客満足度調査の結果が発表されました。2019年はUQモバイルが格安スマホ、格安SIMの両方で総合満足度1位を獲得しています。

UQモバイルは、auを展開するKDDI株式会社が100%出資する子会社で「auのサブブランド」という位置づけのMVNOです。業界最速級の通信速度が人気の要因となっています。

顧客満足度調査の概要

本調査は 大手3キャリアサービス(ドコモ、au、ソフトバンク)以外の携帯電話会社またはMVNOでスマホを利用しているユーザーを対象としたもので、格安スマートフォンサービス、格安SIMカードサービスそれぞれで4000名(18歳から64歳までの男女)が回答を行っています。

調査は「格安スマートフォンサービス顧客満足度調査」と「格安SIMカードサービス顧客満足度調査」の2つから成ります。

格安スマートフォンサービス顧客満足度調査では

・通信品質

・各種費用

・提供端末

・サービスメニュー

・手続き・サポート対応

の5つの項目を評価し、格安SIMカードサービス顧客満足度調査では「提供端末」を除いた4項目で評価を行っています。

格安スマートフォンサービスではmineoが2位

格安スマートフォンサービス顧客満足度調査では、UQモバイルは2年連続の1位獲得となった一方で、mineoも2年連続の2位を獲得しています。

mineoでは2018年9月からソフトバンク回線も提供を開始しており、3キャリア全ての回線を提供する貴重な存在の格安SIMです。ドコモ、au、ソフトバンクのどのキャリアからも乗り換えしやすいということで、さらに人気が高まっています。

SNS使い放題のLINEモバイルも人気を維持

格安SIMカードサービス顧客満足度調査ではUQモバイル、LINEモバイルが順位を上げ、1位、2位を獲得しています。LINEモバイルはSNSカウントフリーが注目の格安SIMです。基本料金の安さも理由となり昨年の4位から人気を維持しています。

通信品質の改善が課題に

今後改善を期待する項目としては、過去の調査と同様に「通信品質(速度やつながりやすさ)の改善」が最も多く挙がりました。

やはり格安SIMの利用者にとって最も気になるポイントが「大手キャリアから乗り換えた時に通信速度や安定性がどれくらい維持できるか」という点です。

今回の調査で、通信速度が最速クラスのUQモバイルの満足度がトップであったことからも、ユーザーとしては「通信速度」が格安SIM選びの最重要ポイントのひとつとなっていることが伺えます。

また、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアサービスも再度検討したいというユーザーが、格安スマートフォンサービスユーザーでは2割、SIMカードユーザーでは1割いることが分かりました。格安SIMの通信速度に満足できていないユーザーも一定数いることが伺えます。

今後は、より多くの人に「大手キャリアの通信速度と変わらない」と感じてもらえるように、通信速度を継続的に改善していくことが課題となっています。

 

引用元

Source:2019年格安スマートフォンサービス顧客満足度調査/格安SIMカードサービス顧客満足度調査 | J.D. Power

Source:2018年格安スマートフォンサービス/格安SIMカードサービス顧客満足度調査 | J.D. Power

Photo:cloudfront.net

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