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10月26日に発売となったばかりのiPhone XRですが、各所で販売不振が伝えられています。発売前には多くのアナリストたちがXRの人気と好調な販売数を予測していましたが、日本だけでなく世界のスマホユーザー、iPhoneユーザーはiPhone XRを「善し」とはしなかったようです。
そればかりではなく、先行して発売されたiPhone XS/XS Maxも決して好調という訳ではありませんし、売れない新製品の代わりに値下げしたiPhone8の増産 や、一旦は生産終了したiPhone Xの生産再開など、販売不振に喘ぐAppleの迷走ぶりばかりが伝わってくる毎日です。
こちらは、iPhone XR 64GB/128GB/256GB、iPhone 8 256GBの端末価格です。
この価格は、月々のプラン料金を割り引く「月々サポート」の対象としての価格でしたが、11月26日からは、端末本体を割り引く「端末購入サポート」対象となります。
数字上での価格は変わりませんが、実質的な購入の面では大きな違いがあります。
と言うのも、購入代金が10万円を超えるスマホを分割購入する場合、契約にはローン審査を通過する必要がありましたが、「端末購入サポート」で端末代金自体が割引かれる事で、これまで分割支払いできなかったユーザーが購入する道が開かれます。
また、11月26日からは、新設されるiPhone XR向けの「iPhoneデビュー割」8,424円が適用され、さらに、オンラインショップ限定特典として、5,184円の割引が適用されます。
「端末購入サポート」利用時、全てを適用した場合のiPhone XRの価格は、以下の通りです。
つい先月発売されたばかりのiPhone XRが、64GBモデルであればまさかの2万円台で購入できます。
2万円台であれば、24回割賦を選ばなくても、何とか一括支払いも可能な範囲ですし、さらに、128GBモデルでも、元の64GBモデルの価格を下回る32,400円でという、インパクトのある価格です。
情報によれば、この値下げはAppleからの補助金を原資に実施されるため、この先ずっとこの価格なのか、ある程度の期間限定なのかは分かりません。また、現時点では、au/Softbankが同様の実質的な値下げを行うかの報道はありませんが、AppleがNTTドコモだけに補助金を出すとは考えにくい事から、他2社も同様の対応を実施するものと予想されます。
それでもまだiPhone8の方が安いですが、果たして販売は上向くのでしょうか?
過去のiPhone 5cの前例を考えれば、一度そっぽを向いてしまったユーザーの関心を引き戻すのは容易ではありません。iPhone XRは不人気機種のまま5cと同じ末路を辿るのでしょうか。
source:NTTドコモ
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Photo:ドコモオンラインショップ