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Intel、5Gモデム投入を前倒しもiPhone搭載は2020年

[2019/02/18]

米インテルは、SES2019の前日カンファレンスにおいて、5Gモバイルネットワークについて言及、その中でモバイル端末向け5Gモデムの投入は2019年後半となる旨を明らかにしました。

5G対応モデムXMM 8160投入が前倒し

Intelでは、すでに昨年11月に5Gだけではなく、2G・3G・4Gいずれもサポートするマルチモードモデム「XMM 8160」を発表しており、実際の投入時期についても、当初より6か月間前倒しし、2019年後半になるとしています。

「XMM 8160」の通信速度は最大6Gbpsで、スタンドアロン’他機器に依存せず単体で機能する)と、ノンスタンドアロン両方の運用に対応、ミリ波接続、4G/5G同時接続等、初期の5Gモバイル製品が搭載するであろう技術をサポートしたモデムです。

多くのアナリストが、最初の5G対応iPhoneはこの「XMM 8160」を搭載する事になるだろうと予測していますが、かといって、その最初の5G対応iPhoneが2019年モデルであるとするのは無理があります。

おそらく2019年iPhoneは、iPhone XS/XS MAX/XRと同じ「XMM 7560」を搭載し、ギガビット級4GLTE対応となるだろうと見られています。

5G対応iPhoneの発売は2020年以降

もし仮に、Intelの「XMM 8160」の投入が6か月間前倒しとなり、2019年後半となったとしても、それを2019年iPhoneが採用するのは不可能と思われます。

Intelはプレスリリースでこう述べています。

---------------- 以下引用 ----------------

【When I Can Get It: The Intel XMM 8160 5G modem is expected to ship in the second half of 2019. Commercial devices using the Intel XMM 8160 5G modem including phones, PCs and broadband access gateways are expected to be available in the first half of 2020.】

和訳

入手可能な時期: Intel XMM 8160 5Gモデムは、2019年後半に出荷される予定です。電話、PC、ブロードバンドアクセスゲートウェイなど、Intel XMM 8160 5Gモデムを使用する市販のデバイスは、2020年前半に出荷予定です。

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もし仮に期待値だけで予測するならば、2019年のレギュラーモデルはギガビット級4G LTE仕様で、年明け2020年の3月ごろに、特別仕様のイレギュラーiPhoneの登場は期待できないでしょうか。

3月は、当時「Special Edition」の略だと言われた、あのiPhone SEが発売された月ですが、現実的には難しいかもしれません。

もし、2019年後半に「いの一番」に「XMM 8160」がApple向けに出荷されたとしても、Appleが実際にiPhoneに実装した上でテストを行うには数か月~年単位の機関を要するはずですし、新規格採用に慎重なAppleが、そう簡単に2020年3月までにテストを完了するなど、できない相談かもしれません。

Intelのモデムの投入は前倒しになっても、5GiPhone投入は前倒しはあり得ないと言う事でしょうか。

source:tech.nikkeibp.co.jp

source:newsroom.intel.com

Photo:umeda

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