Links Mateは、昨今流行りの「マルチ・キャリア」(※)ではなく、NTTドコモ回線でのMVNOサービスのみを提供しています。
Links Mateの料金プラン
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1GB |
2GB |
3GB |
4GB |
5GB |
データ通信SIM +SMS機能 |
500円 |
1,500円 |
2,500円 |
4,200円 |
5,400円 |
データ通信SIM +音声通話機能 |
1,100円 |
2,100円 |
3,100円 |
4,800円 |
6,000円 |
Links Mateの料金プランは2つだけのシンプルなもので、データ通信SIMを基本に、「SMS機能」か「音声通話機能」のいずれかを付加したプランのみで、各々に、1GB/5GB/10GB/20GB/30GBの5種類のデータ容量から選択します。
Links Mateはゲームに特化した通信サービスであるため、ユーザー認証に必須のSMS機能のない「データ通信SIM」の提供はありません。Links MateのSIM全てで、SMS機能を利用する事ができます。
LinksMateの初月料金・最低利用期間と解約金など
■初月料金
LinksMateの利用初月の料金は、申込み完了日の5日後から起算した日割り計算となります。
例えば、10月5日に申込み完了した場合には、5日後の10月10日が起算日となり、月末までの20日分の日割り料金が請求されます。
■最低利用期間と解約金
LinksMateには「最低利用期間」の規定や、一定期間内の解約や他社への乗換えに対して、「解約金」「契約解除料」等の名目の「早期解約違約金」も設定されていません。
ただし、利用期間に関わらず、解約・MNP転出時に3,000円のSIMカード削除料が加算される仕組みになっています。
他社MVNOでは、データSIMでは常に、音声通話SIMでも1年間で「解約違約金」の課金は行われなくなりますが、LinksMateの場合には、データSIMであっても、1年以上利用しても「SIMカード削除料3,000円」がかかります。
また、MNP転出の場合には、2,000円の「MNP予約番号発行手数料」が課金されます。
なお、LinksMateは総務省が規定する、市場シェア0.7%(約100万回線)を保有していないため、早期解約違約金上限1,000円の対象となりません。
Links Mateのオプション・サービス
Links Mateでは、他社にはない独自サービスを含め、豊富なオプション・サービスを提供しています。
追加容量チケットオプション
1GBの次が5GB、その次が10GBと、容量間の差が大きく設定されていますが、別途注文となる「追加容量チケット」を組み合わせる事で、3GBや7GB、12GB等の中間容量で利用する事も可能です。
「追加容量チケット」オプションを利用する事で、「1GB×2枚(500円/月=250円/1GB当たり)」と、「1GB×10枚(2,000円/月=200円/1GB当たり)」の2タイプを選択できます。
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3GB |
7GB |
12GB |
22GB |
32GB |
データ+SMS +チケット2枚 |
1,000円 |
2,000円 |
3,000円 |
4,700円 |
5,900円 |
データ+通話 +チケット2枚 |
1,600円 |
2,600円 |
3,600円 |
5,300円 |
6,500円 |
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11GB |
15GB |
20GB |
30GB |
40GB |
データ+SMS +チケット10枚 |
2,500円 |
3,500円 |
- |
- |
7,400円 |
データ+通話 +チケット2枚 |
3,100円 |
4,100円 |
- |
- |
8,000円 |
こちらは、チケットを利用したさいに利用可能なデータ容量ごとの月額料金です。
ちなみに、「追加容量チケット」オプションを利用しない場合の追加容量料金は、「100MB/200円」「1GB/1,000円」となりますので、「追加容量チケット」オプションを利用した方がかなりお得となりますが、必ず容量を使い切らないと自動的にチケットが浮揚されてしまう「追加容量チケット」オプションは損になってしまいますので注意が必要です(チケットの追加容量も翌月まで繰越し可能)。
カウントフリー・オプション(月額500円)
スマホゲームは、通信量も大きいですし、アプリのDLやアップデートファイルのDLもデータ通信容量を大きく消費します。
年々、大ファイル化の傾向が顕著になっている上、通常のゲーム機ではなくスマホゲームをプレイするユーザーも増加していることから、ゲーム関連のデータ通信量は増大の一途となっています。
Links Mateは、元々、サイゲームズなどのサイバーエージェント系のゲームを、データ容量を気にせずにゲームを楽しんで欲しいというところから出発している格安通信会社ですので、この「カウントフリー」オプションこそが、Links Mateの目玉機能と言えます。
「カウントフリー」オプションは、月額500円の定額で、対象となるゲームやSNS等のコンテンツ利用時の通信の90%を無料化(※)するサービスです。
※「無料化」とは、対象のコンテンツを利用時に消費するデータ容量が、月間のデータ容量を消費しないよう除外する事です。
他社事例で言えば、BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー」オプションは、映画・動画・音楽等のエンタメ系コンテンツ利用時の通信料を、月額利用料の定額のみで使い放題になるサービスで、それと大体同じ仕組みで、Links Mateの場合はその対象を「ゲーム」にしているわけです。
ただし、ゲームアプリの特性上、どうしても100%にはできないとの事で、「90%」削減という表現になっています。
カウントフリーオプションの対象となるゲーム及びコンテンツは以下の通りです(一部抜粋)。
ゲーム |
アークザラッドR・アイドルマスターシリーズ・茜さすセカイでキミと詠う・あんさんぶるスターズ・一血卍傑ONLINE・ウチの姫さまがいちばんカワイイ・エレメンタルストーリー・オルタナティブガールズ2・オルタンシアサーガ・ガールフレンド・怪盗ロワイヤル・神式一閃カムライトライブ・THE KING OF FIGHTERS APPSTAR・クィーンズブレイドWHITE TRIANGLE・グランブルーファンタジー・グリモアA・剣と魔法のログレス古の女神・荒野行動・荒野のコトブキ飛行隊・三国ブレイズ・実況パワフルサッカー・Shadowverse・セブンストーリー・戦国炎舞・戦国ロワイヤル・千年戦争ギアス・刀剣乱舞・ドラガリアロスト・猫とドラゴン・農園ホッコリーナ・バンドリ・FFBE・プリンセスコネクトre:Dive・ポコロンダンジョンズ・間ギアレコード・みんゴル・妖怪ウォッチ・ラグナロクマスターズ・リネージュ2 |
コンテンツ |
Abema TV・Amebaマンガ・AWA・enza・OPENREC.tv・グランブルーファンタジースカイコンパス・GameWith・サイコミ・Niconico・Video Market・ファミ通.com・FRESH LIVE・Mirrativ・U-Next・Libi・App Store・Google Play・LinksMate |
SNS |
Instagram・Twitter・Facebook |
ただし、以下の場合はカウントフリーオプションの対象外となるので注意が必要です。
Twitter |
・Periscope(外部サービスを利用したライブ配信機能) |
Facebook |
・SNS機能以外のコンテンツ利用時に発生する、外部サーバとの通信(Game Store、Gameroomアプリなど) ・Facebook LiveでのP2P通信(ゲスト参加機能利用時における、端末間の音声・映像共有用通信) ・Facebook Messengerおよび、Facebook Messenger Lite の音声通話・ビデオ通話でのP2P通信 |
Instagram |
・ライブ動画でのP2P通信(ゲスト参加機能利用時における、端末間の音声・映像共有用通信) |
Mate Phone(メイトフォン)+10分かけ放題(850円/月)
「Mate Phone」は、いわゆる「プレフィックス電話」「半額通話」等と呼ばれる、通話料金を半額にするサービスです。
特定の番号を相手先電話番号の先頭に付加するか、番号を自動的に付加する専用アプリを経由する事により、通常、20円/30秒の料金を半額の10円/30秒にして通話することが可能です。
利用は、LinksMateの音声通話SIM利用者であれば、基本料無料で利用する事ができます。
また、月額850円で「10分かけ放題」をオプションを選択する事も可能で、通話開始から10分間の通話を全て無料化でき、10分経過後も、「MatePhone」の10円/30秒の通話料金で通話を継続する事ができます。
ただし、月間で850円÷20円(60秒換算)=42.5分間の通話がないと逆に損になってしまいますので、ご自身の月の通話時間を前提に検討してください。
データ通信容量シェア(月額300円/SIM1枚)
「データ通信容量シェア」とは、契約したデータ通信容量を複数のSIMで分け合って利用できる仕組みを言います。
家族で分け合ったり、一人でスマホとタブレットで使い分ける等の利用方法があります。
SIMカードの追加には、初期費用として「SIMカード追加発行事務手数料」(3,000円)と、「SIMカード発行手数料」(400円)、月額利用料として300円/1枚が必要です。
2回線を契約するよりも、月のランキングコストを大幅に節約できるため、上手に利用すれば、通信費の大幅な節約になります。
カウントフリーオプションを契約している場合には、複数発行の全てのSIMで有効です。
つながる端末保証 by LinksMate
「つながる端末保証 by LinksMate」は、LinksMateで購入した端末に、「落下・破損」「水濡れ」「自然故障」等にアクシデントが生じた際に保証して貰える制度で、月額500円の負担で損害の程度によって、無償修理・有償交換等の対応となります。
サービス利用時の修理・交換代金は以下の通りです。
- ・修理代金 … 0円(上限金額50,000円まで)
- ・交換代金1回目 … 4,000円
- ・交換代金2回目 … 8,000円
- ・交換代金3回目 …対応不可(年間2回まで)
保証期間は、自然故障の場合はメーカー発売日から36ヶ月間、自然故障以外の水濡れ・破損についてはオプション解約されるまでずっと保証対象となります。
ただし、「盗難」「紛失」、及び「SIMカード」や「付属品・消耗品」は保証対象外となりますので注意が必要です。
また、LinksMateで購入していない端末も補償対象外です。
i-フィルター for マルチデバイス(月額無料)
様々なトラブルに巻き込まれる可能性がある青少年のインターネット利用ですが、フィルタリングアプリはこのようなトラブルに巻き込まれる可能性を減少させるのに効果的なアプリです。
- (1)出会い系サイトやSNSを通じて見知らぬ人と出会い、犯罪行為に巻き込まれる
- (2)悪質なアダルトサイト等から架空請求を受ける
- (3)個人情報が流出する
- (4)興味本位での犯罪予告やいたずらの書き込みにより、自らが罪に問われる
あまり認識されていませんが、保護者は青少年のインターネットの利用状況を把握・管理する努力義務が法律で課されていますので、その一助になるサービスと言えるでしょう。
クラウドバックアップ by AOS Cloud
写真や動画、音楽データなど、スマホのストレージはすぐに満杯になってしまいますが、「クラウドバックアップ」を利用すれば、容量の大きな写真・動画等はもちろん、連絡先・発着信履歴・SNS・書類・カレンダーなどのデータ(※)をクラウドに保管し、ストレージの空き容量を増やす事が可能です。
月額500円で、容量無制限、1ライセンスで3台までのデータ保存が可能で、Androidスマホ、iOS端末(※)でも利用可能です(Android5.0以上、iOS10.0以上)。
※iOS端末は、保存できるデータが「画像・動画」「連絡先」「カレンダー」に限られます。
その他の電話関連オプション
オプションサービス |
料金 |
備 考 |
音声通話機能オプション |
600円/月 |
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留守番電話機能オプション |
300円/月 |
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割り込み通話機能オプション |
200円/月 |
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MatePhone |
無料 |
通話料10円/30秒 |
10分かけ放題オプション |
850円/月 |
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転送電話 |
無料 |
通話料別途 |
国際ローミング |
無料 |
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国際電話 |
無料 |
通話料別途 |
LinksMateで購入できる端末ランナップ
LinksMateでは、Androidスマートフォンを中心に、WiFiルーターやタブレット等もラインナップしています。
2019年10月20日現在、Androidスマホは国産・アジア系外国製合わせて16機種、ルータ-3機種、タブレット1機種をラインナップしています。
支払方法は基本的に「一括払い」ですが、人気機種には「分割払い」を選択することが可能な場合があります。
「OPPO Reno A」や「Zenfone 6」など、最新鋭の話題の機種もラインナップしています。
他社MVNOでも同じですが、iPhoneはラインナップしていません(SIMはiPhoneで問題なく利用可能です)。
筆者のお勧め機種
Huaweiをはじめ、OPPOやHTCなどアジア系海外ブランドの人気スマホがラインナップされていますが、筆者としては自信で使用経験がある事もあって、ASUS「Zenfone 6」をお勧めモデルにしたいと思います。
Zenfone 6の特徴は何と言っても「フリップカメラ」です。
高画質のアウトカメラを回転させてインカメラを兼用させた事で、世界最高の自撮りが可能になったばかりでなく、モーター回転の滑らかな動きを利用した「パノラマ写真」もなかなか素晴らしいので、これまであまり馴染みのなかったパノラマ写真を撮る機会が増えました。
また、フリップカメラを採用した事は、インカメラ用のピンホールやノッチのない完全な全画面ディスプレイを実現しており、視界を遮るもののない完全な全画面は、僅かなエリアが画面になっただけなのにちょっとした驚き記でした。
基本性能もしっかり作り込まれていますが、Snapdragon 855を搭載モデルとしては破格の価格設定も大きな魅力で、フラッグシップ・イーターとも言われるお買い得機と言えます。
筆者は元々、ASUSに好感を持っている事もありますが、フリップカメラはぜひ一度体験して欲しいと思います。
Zenfone 6のレビューを書いていますので是非ご覧ください。
⇒待望のZenfone 6 実機レビュー