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楽天モバイルの料金

楽天モバイルの料金プランについて解説します。

楽天モバイルの料金プランは、大きく分けて2タイプが用意されています。

① スーパーホーダイ

スーパーホーダイは「4GLTE高速通信」の4種類の容量+「10分かけ放題」をセットし、2年契約を前提に料金をお得に設定した楽天会員向けのプランです。

高速データ容量を使いきった後でも最低1Mbpsの速度が保証されたり、契約期間を3年にすると料金割引が得られる等、お得な「通話+通信パッケージプラン」となっています。

ドコモ回線のみ利用可能です。スーパーホーダイにデータ専用プランはありません。

② 組合せプラン

通常の通信容量で区切られた月額固定プランです。通話機能付きの「通話SIM」、IP電話機能とSMS機能付きの「050データSIM」、SMS機能のないデータ専用の「データSIM」に、それぞれ5種類の高速通信容量と、低速通信の使い放題を組み合わせる事ができます。

大手からの乗換え時に助かる初月無料

楽天モバイルは、契約月の料金が無料となる「初月無料」制度を採用しています。

大手キャリアから乗り換える場合には、更新月の料金は日割りにならず満額請求となるため、初月無料であれば新旧の通信会社の料金がダブる事がありません。

スーパーホーダイの料金プラン

▶https://mobile.rakuten.co.jp金額は全て税別表示

月間の高速データ通信容量2GBまで(S)、6GBまで(M)、14GBまで(L)、24GBまで(LL)の4タイプに、「10分かけ放題」を組み合わせたプランで、基本料金は、S:2,980円、M:3,980円、L:5,980円、LL:6,980円です。

料金には、「楽天でんわ」を利用した「10分かけ放題」がセットされていますので、通話開始から10分間は無料で通話可能となる上、10分経過後も通常の半額10分/30秒で通話を継続する事ができます。

また通信は、高速データ容量を使い切った後でも、最大1Mbpsで使い放題となる事が特徴です(ただし、通信が込み合うピーク時間帯は、最大300kbpsとなり1Mbpsが保証されません)。

楽天会員向けの優遇割引

契約者が楽天会員の場合、様々な割引制度が適用され、お得な料金で利用する事ができます。

上記は「Sプラン」の事例ですが、楽天会員であれば、最低利用期間1年の契約で2年間ずっと基本料金から500円引きとなります。

さらに、最低利用期間を2年にすると「長期割2年」が適用され、2年間ずっと500円引きが加算、最低利用期間を3年にすると「長期割3年」が適用され2年間ずっと1,000円引きとなります。

さらに、ダイアモンド会員の場合には、契約初年に限り500円引きが加算されます。

ただし、最低利用期間3年の契約はお勧めできません。

割引額は、「2年」に比べて月額500円増しになり、年間では6,000円ほどの割引になりますが、3年目に料金が通常に戻った際の料金は1,500円増しとなるため、差し引き12,000円も多くなってしまいます。

その結果、3年間の支払額は同等になってしまいます。

以下は、最低利用期間3年と2年での、3年間の総支払額です。

最低利用期間3年:1,480円×24か月+2,980円×12か月=71,280円

最低利用期間2年:1,980円×24か月+1,980円×12か月=71,280円(最低利用期間2年で更新した場合)

最低利用期間2年であれば、25か月目以降は契約解除料が発生しませんので、支払額は同じであれば、最低利用期間3年の意味はないように思います。

1Mbpsデータ使い放題について

高速通信容量を使い切っても最大1Mbpsで通信が使い放題…は、スーパーホーダイのアピールポイントの1つです。
1Mbpsは、実用的な通信速度の目安と言われ、1Mbpsを境に、「速いSIM」「遅いSIM」の線引きがされるケースが少なくありません。

楽天モバイルは、1Mbpsの速度について以下のように説明しています。

高速通信(ここでは4Mbpsを想定)では全ての使途に置いて「快適」ですが、1Mbpsの場合には、メッセージやメールのやり取りは「快適」、アプリダウンロードは「まあ耐えられるレベル」とし、それ以外の場合には「ストレスなく閲覧可能」「問題ないレベル」としています。

しかし、実際に1Mbpsを利用してみると、正直、ストレスがないとは断言しにくいものがあります。

筆者の感覚では、WEBブラウジングやマップアプリでは少なくとも2~3Mbpsが欲しいところですし、ゲームや動画再生やアプリDLにおいては5~10Mbps程度は出ていないとイライラする場面があるように思います。

通信速度に関しては、利用者の考え方や慣れによって評価は異なります。

もし、楽天モバイル利用前の通信会社が大手キャリア3社のいずれかで、常時15~20Mbps以上出ている環境に慣れている場合、スーパーホーダイの通信速度に満足できる可能性はあまり高くないように思います。

WEB閲覧でも、マップやアプリでも多少待たされても全然問題ないといった方であれば、気にならないかもしれません。

スーパーホーダイ利用の際の注意点
  • 1.最低利用期間1年・2年はもちろん、3年とした場合でも、これらの割引は最大2年目までとなり、3年目は本項冒頭でご紹介した通常料金となり、お得度もぐっと低くなります。
  • 2.高速データ容量使い切り後の1Mbpsは、必ずしも保証されません。時間帯や状況によっては1Mbpsを割込む場合があります。
  • 3.最低利用期間は、長ければより割引額が大きくなりますが、契約した期間内の解約・MNP転出には、9,800円の契約解除料がかかります(例えば、最低利用期間3年契約の場合の契約解除料発生期間は36カ月間となります)。ただし、最低利用期間は自動更新しません。
  • 4.NTTドコモの回線しか選べません。データ専用プランはありません。
スーパーホーダイ寸評

本編でもご紹介しているように、楽天会員が利用した場合にお得になる様に設計されたプランですので、楽天会員以外の利用はあまりお勧めできません(利用開始時に楽天会員になる事は可能)。

元々このプランは、サブブランドへの対抗策として生まれたプランで、データ容量とプラン料金を当時のサブブランドのプランにピッタリ合わせて登場しましたが、サブブランド側がプラン内容の改定を行い、プランごとのデータ容量を増量した事で、スーパーホーダイの割安感は薄れたと言えるかもしれません。

参考:サブブランド(Y!mobile・UQmobile)プラン内容

  • Sプラン:3GB・月額料金(1年目:1,980円、2年目:2,980円)
  • Mプラン:9GB・月額料金(1年目:2,980円、2年目:3,980円)
  • Lプラン:21GB・月額料金(1年目:4,980円、2年目:5,980円)

ちなみに、全て2年契約・自動更新です。

さらに、スーパーホーダイの通信速度に関しては、高速データ容量を使い切る前の高速通信時でも1Mbps程度しか出ないという評判が一般的です。

「高速通信容量を使い切っても1Mbpsで通信できる」と言うと、ピーク時間帯以外には5Mbpsや10Mbps超の速度が出ると思いがちですが、残念ながら常に1Mbps前後の速度しか出ていないようです。

参考:▶楽天モバイル:スーパーホーダイ

高速通信を期待する方にはスーパーホーダイはおススメできません。

組合せプランの料金プラン

他の格安通信会社の通常プランですが、楽天モバイルでは「組合せプラン」と呼びます。
音声通話・IP電話・SMSなどの機能と、高速データ容量の組合せで料金が決まる仕組みという意味でしょうか。

「通話SIM」とは通話機能+データ通信のプラン、「データSIM」はデータ通信専用のプランです。

少しわかりにくいのは「050データSIM」ですが、他社にもあるSMS機能付きのデータ専用プランに「050局番」のIP電話機能を付加したプランで、データ専用SIMなのに通話が可能である点がユニークです。

高速データ容量、3.1GB・5GB・10GB・20GB・30GBの5通りと、他に、通信速度を最大200kbpsに抑える代わりに通信容量の制限がない「ベーシックプラン」を設けています。

ドコモ回線では「通話SIM」「050データSIM」「データSIM」が選択可能、au回線では「通話SIM」「050データSIM」のみとなりますが、これはau回線には元々SMS機能が付帯しているためです。

月に1回、プラン変更(容量変更)が可能で、月末までに申請した変更が翌月1日から反映します。
余ったデータ容量は翌月に繰越すことが可能です。

ベーシックプランの特徴とは?

読んで字のごとく、ベーシックなプランです。

通信速度を200kbpsに抑えていますが、この200kbpsという速度は、低速に切替えた際や、高速容量を使い切った際の速度制限された速度と同じ速度で、メールやSNSのトーク程度であれば利用可能ですし、画像の少ないニュースサイトやブログ程度をピーク時蟹外に閲覧するなら充分実用範囲です。

スマホの利用のほとんどが電話で、メール送受信やSNS以外にデータ通信を行わない方向けのプランと言えます。

050データSIMとは?

無料通信アプリ「Viber(バイバー)」を使って、050局番の電話番号を持つことができ発着信が可能です。
IP電話(050)どうしはもちろん、080/090等の一般携帯番号や固定電話も発着信可能です。

また、SMS機能が付帯するため、電話番号認証等に使用されるショートメッセージを送受信する事が可能です。

同様の他社サービスと比較しても、楽天モバイルのIP電話の通話料金は割安です。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • ・ 110、119、117、177等の3桁通話はできません(発信できません)
  • ・ 通話品質は、データ通信品質に影響を受けます。
  • ・ 相手先電話番号に「184」を付加して発信しても、非通知発信はできません。
  • ・ SIMに記載の070/080/090局番の識別番号での通話はできません。

mineoの料金プラン

プラン Aプラン(au) Dプラン(docomo) Sプラン(Softbank)
タイプ シングル デュアル シングル デュアル
500MB 700円 11,310円 700円 1,400円
3GB 900円 1,510円 900円 1,600円
6GB 1,580円 2,190円 1,580円 2,280円
10GB 2,520円 3,130円 2,520円 3,220円
20GB 3,980円 4,590円 3,980円 4,680円
30GB 5,900円 6,510円 5,900円 6,600円
SMS 無料 無料 +120円 無料 +180円 無料

mineoの料金プランは、3種類の回線サービスごとに異なる設定となっています。

全体の料金体系としては、Aプラン・Dプランは割安な部類ですが、Sプランに関しては特に通話機能付きデュアルタイプは少し割高かなという印象ですが、Softbank回線の接続料(レンタル料金)自体が割高なので、致し方のない設定なのかもしれません。

1GBプランが消滅

上記の料金プランのうち、AプランとDプランには「1GB」容量のプランが存在していましたが、2018年9月以降、新規で利用申込みができなくなりました。

小容量派のユーザーには人気のあった容量だと思いますが、1GBプランの廃止は事業者としては収益アップに繋がります。

つまり、1GBプランがないと言う事は、月間1GBで足りるユーザーも3GBで契約せざるを得ないため、峰雄には、毎月3GBプランの料金が入る事になり、従来の1GBプランよりも収益は増加するわけです。

ユーザーフレンドリーを謳うmineoとしては、「らしくない」変更に思えますが、格安通信サービス各社は収益性があまり芳しくない傾向にあるため、収益性を向上させようという意図が感じられます。

mineoその他料金とオプション・サービス

以下は、mineoのプラン料金以外の料金や、オプション・サービス料金の一覧です。

◆通話・SMS関連
通話料 20円/30秒  
料金半額通話 10円/30秒 mineoでんわ(月額利用料なし)
10分かけ放題 850円/月 mineoでんわ利用
通話定額30 840円/月 最大30分間の無料通話(20円/30秒)
通話定額60 1,680円/月 最大60分間の無料通話(20円/30秒)
SMS 1~30円/通 国際SMSは100円/1通
スマート留守電 290円/月 留守番電話の内容をメールやSNSで確認
さよなら迷惑電話 100円/月 アプリで番号登録し迷惑電話を防止
◆データ通信関連
データ追加購入 150円/100MB パケット・チャージ
フリータンク 無料 余ったパケットを分け合える互助制度
データギフト 無料 パケットをmineoユーザーに贈れる
データシェア 無料 繰り越しデータ容量をグループ内で共有できる
WiFiエコネクト 362円/月 公衆WiFi(国内スポット10万超箇所)
超ストレージ 300円/月 128GBのオンラインストレージ
◆サポート関連
シニアパック 200円/月 初心者向けアプリ11個パック(Androidのみ)
ジュニアパック 200円/月 ジュニア向けアプリ11個パック(Androidのみ)
スマホ操作アシスト 500円/月 オペレーターが一緒に画面を見ながらサポート
訪問サポート 9,000円~/1回 自宅にサポートスタッフが訪問してサポート
◆セキュリティ関連
安心パック2 550円/月 端末安心保証とウィルスバスターをセット
├端末安心保証 370円/月 端末故障時に交換端末提供
└ウィルスバスター 270円/月 ウィルスからスマホを守る
持込端末安心
保証サービス
500円/月 mineoで購入以外の持込み端末の故障時の修理・交換機種提供サービス
安心フィルタリング 350円/月 Webやアプリへのアクセス制限、利用状況の確認等
安心バックアップ 500円/月 スマホ内のデータをインターネット上に保管
パスワードマネージャー 150円/月 IDやパスワードを保管・管理
メールウィルス
チェックサービス
200円/月 メールの送受信前にウイルスチェック
ウィルスに侵された添付ファイルの検知・削除

通話関連の料金とオプション・サービス

 

mineoに限らず、格安通信サービスにおける通話料は20円/30秒が基本料金です。

この通話料金を割安にする仕組みとして、各社が「通話料半額サービス(アプリ)」を提供していますが、mineoも「mineoでんわ」という名称で、通話料を通常の半額10円/30秒にするサービスを提供しています。

この通話料半額サービスは、通話料が割安な回線を経由して通話させる事から「中継電話」、中継するために特定の番号を相手先電話番号の先頭に付加する事から「プレフィックス電話(前に付加の意)」等と呼ばれます。

また、この「mineoでんわ」を利用した「10分かけ放題(月額850円)」も提供中で多くの利用者が利用する人気オプションです。

さらにmineoでは、他社ではあまり提供のない「通話パック」を2種類提供しています。「通話パック」には、月間の通話時間合計が30分まで840円の「通話パック30」と、月間通話60分まで1,680円の「通話パック60」があります。

デュアルタイプと、Dプラン・SプランのSMS付シングルタイプで利用可能なSMSは、国内は1~30円、国際SMSは100円/1通となっています。AプランはシングルプランでもSMSが追加料金なしに利用可能です。

その他、留守番電話の内容をメール等で確認可能な「スマート留守電」、迷惑電話の着信をストップする「さよなら迷惑電話」の他、「三者通話(200円)」「転送電話・割込み通話・番号通知リクエスト(いずれも無料)」等の一般的な通話向けオプションも用意されています。

データ通信関連料金とオプション・サービス

各プランごとの月間のデータ容量を使い切った場合には、データ容量を100円/100MB単位で追加購入する事ができますが、mineoでは、ユーザー・コミュニティ「マイネ王」において、「フリータンク」「パケットギフト」等のデータ容量を融通する独自サービスを提供しています。

フリータンクとは

フリータンクは、データ容量の互助制度のようなもので、月間のデータ容量を余らせたユーザーが「フリータンク」に寄付したパケットを、足りないユーザーが1000MB/月まで無料で引き出して利用する事ができる仕組みです。

寄付する側も、貰う側も料金は一切かからず、パケットを余らせたユーザーの善意によって成り立っていますが、こうした制度を持つ通信会社は、大手キャリアを含めても他に皆無で、mineoだけの独自サービスです。

このフリータンクの存在を、mineoを選ぶ決め手にするユーザーもいるほど、mineoのフリータンクは有名な存在です。

パケットギフト、パケットシェアとは

パケットギフトとは、mineoユーザー間でデータ容量をプレゼントできる仕組みで、家族やグループに留まらず、mineo利用者であれば、誰にでもパケットをプレゼントする事ができます。

パケットシェアは、繰越したデータ分をグループ内でシェアできるもので、パケットギフトはプレゼントした人しか利用できませんが、パケットシェアは自分も含め、グループ内の誰でもが利用できる点がことなります。

mineoでは、月間データ容量を使い切った場合でも、容量追加購入をしなくても「フリータンク」や「パケットギフト」等によって、料金を発生させずにデータ容量を得る事ができ、これがmineoの大きな人気の一端となっています。

サポート関連のオプション・サービス

スマートフォンに不慣れな初心者やシニア層を対象に、サポート関連のオプション・サービスも用意されています。

「スマホ操作アシスト」は、同じスマホの画面を見ながら電話口のオペレーターが操作方法や設定方法を教えてくれるサービスです。

「訪問サポート」は、スタッフが自宅を訪問して操作方法や設定などを助けてくれる仕組みで、1回訪問当り9,000円からと少し高額な料金ですが、一度きちんと設定して貰えば、何度も訪問依頼をする事はありませんので、利用する初心者・シニアユーザーは少なくないようです。

セキュリティ関連のオプション・サービス

端末保証とウィルス対策アプリをセットにした「安心パック2(550円/月」は、2つ分のオプション料金(640円/月)より割安な料金設定になっています。

また端末をmineoで購入せず、手持ち端末をそのまま利用する場合や、他所で購入する場合には、「持込み端末安心サービス(500円/月)」が利用できます。

その他、フィルタリングやデータのバックアップ、パスワード保管管理などのオプションも用意されています。

mineoの端末ラインナップ

2019年2月現在、mineoではAndroidスマートフォンが13機種、Androidタブレットが1機種、iPhoneが3機種、モバイルルーターが2機種ラインナップされており、MVNOとしては多めのラインナップと言えます。

Android端末は、HUAWEI・ASUS等の中華系メーカーの製品を中心に、AQUOS・富士通等の国産スマートフォンもラインアップしています。

iPhoneは、国内正規版SIMフリーのiPhone8/8Plusの新品端末と、海外版のiPhoe6s 中古端末を購入する事ができます。

Android端末について

mineoでラインナップされるAndroidスマートフォンは、最新モデルから、少し発売から時間が経って値下げされた機種まで豊富なラインナップから、自分の好みや予算に合わせて購入する事ができます。

WEB上には、機種横に必ず利用可能なプランが明記されていますので、購入時に利用可能回線を確認すれば、購入した端末が契約した回線で利用できないと言った事にはなりません。

mineoで販売されるAndroidスマートフォンは、分割購入でも一括購入でも原則的に価格の差はありませんが、実はこれはMVNOでは珍しいことです。他社では分割購入時には若干、端末価格が割高になるケースがよくあります。

この点においてはmineoは良心的と言えるかもしれません。

なお、mineoで販売されるAndroid端末は、タブレットも含め全てSIMフリー端末です。

iPhoneについて

mineoでは、MVNOでは珍しく、国内正規版SIMフリー端末を購入でき、もちろん新品端末です。

大手キャリアではiPhoneを販売していますが、全て「SIMロック」がかけられており、異なる回線では使用できません。他の回線で使用したい場合には、「SIMロック解除」を行う必要があります。

日本国内でSIMフリー版iPhoneが購入できるのは、Apple Store以外ではmineoのみですが、さらに言えば、大手キャリア以外でiPhone8をラインナップしているのはmineoのみです。

サブブランドでも大手グループMVNOでも取り扱っておらず、日本国内で唯一iPhone8を取扱うMVNOでもあります。

そういう意味で、mineoがラインナップしている国内正規版SIMフリーのiPhoneはオンリーワン(※)なのです。

価格的にはApple Store同等か、若干割高ですが、回線とセットで契約できる点で利用者にも人気です。

※ mineoをMVNEとしてau回線サービスを提供する「QTmobile」や「Fiimo」ではmineoルートでの仕入れと思われる国内SIMフリー版のiPhone8を取扱っています。

LINEモバイルの料金

LINEモバイルでは、ドコモ回線とSoftbank回線の2種類の通信サービスを提供していますが、データ容量やプラン料金は共通な設定となっています。

  Docomo回線・Softbank回線共通
LINEフリープラン コミュニケーションフリー Music+
容量 データ SMS 通話 SMSデータ 通話
1GB 500円 620円 1,200円 - -
3GB - - - 1,110円 1,690円
5GB - - - 1,640円 2,220円
7GB - - - 2,300円 2,880円
20GB - - - 3,980円 4,680円
10GB - - - 5,900円 6,600円
DataFree LINE LINE・Facebook
Twitter・Instagram

LINEモバイルの料金プランは、どのSNSが「データフリー」に指定されているかによって3タイプに分かれていて、LINEの通信料が無料になる「LINEフリー」プラン、LINEに加えてFacebook・Twitter・Instagram利用時の通信が無料になる「コミュニケーションフリー」プラン、さらにLINE Music利用時の通信料が無料になる「Music+」プランが提供され、ドコモ回線・Softbank回線共通となります。

3タイプそれぞれにデータ通信容量が組み合わされ、「LINEフリー」プランは1GBのみで、データSIM・SMS機能付きデータSIM・音声通話機能付きSIMの3タイプを選ぶ事ができます。

「コミュニケーションフリー」プランと、「Music+」プランは、3 GB・5 GB・7 GB・10GBの各容量に、SMS機能付きデータSIMと、音声通話機能付きSIMの2タイプをチョイスできます。

「コミュニケーションフリー」プランと、「Music+」プランには1GB容量はないため、1GB容量を選択したい場合、必然的に「LINEフリー」プラン一択となり、データフリー対象がLINEだけになってしまいます。

また、「コミュニケーションフリー」プランと、「Music+」プランには、SMS機能のないデータSIMの提供はなく、SMS機能なしを希望する場合も、選択肢は「LINEフリー」プランのみとなります。

LINEモバイルの料金プランは、ドコモ回線・Softbank回線で共通とし、データフリー対象での区分けと、データ容量の選択でプランが選べるため、非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。

1GBプランのデータフリーがLINEだけでなく、FacebookやInstagramも適用して欲しい、あるいは、3GB以上のプランにもSMS機能のないデータSIMが欲しい等、欲を言えばキリがありませんが、シンプルで分かりやすい料金体系はLINEモバイルの魅力の1つです。

SIMタイプの違い

各回線・各料金プランに用意されているSIMは2タイプあります(LINEフリープランは3種類)。

  • ◆ データSIM
    LINEフリープランのみで選択できるSIMで、データ通信だけを利用できます。
    端末に音声通話アプリがインストールされていても通話する事はできません。
    ただし、LINEの無料通話はデータ通信で行われるので通話可能です。
    最低利用期間の規定がなく、いつでも好きなタイミングで解約する事が可能です。
  • ◆ データSIM(SMS機能付き)
    コミュニケーションフリープランと、Music+プランで選択できるSIMで、データSIMにSMSを送受信できる機能を追加したSIMです。
    コミュニケーションフリープランと、Music+プランには、SMS機能のないデータSIMの提供はありません。
    その他は、データSIMと同様です。最低利用期間の規定がなく、いつでも好きなタイミングで解約する事が可能です。
  • ◆ 音声通話SIM
    データ通信+SMS機能に加えて、音声通話機能を追加したSIMで、通常の電話アプリを使って通話が可能です。また、オプションの利用によって「10分かけ放題」にする事も可能です。
    通話SIMには、1年間の最低利用期間(※)が設定されており、最低利用期間内の解約・MNP転出の場合には、「解約手数料(9,800円)」が請求されます。
    ※最低利用期間とは、利用開始月の翌月を1か月目として12か月目の月末までの期間です。

LINEモバイルのオプション料金

■通話系オプション
いつでも電話 無料 通話料半額アプリ。20円/30秒→10円/30秒に
10分かけ放題 880円/月 「いつでも電話」からの発信で通話が10分かけ放題
留守番電話プラス 300円/月 保存件数を30件→100件へ、保存期間を3日→1週間へ
留守番電話 無料 30件、3日間まで
グループ通話 200円/月 最大5人と通話可能
割込通話 200円/月 通話中に他の着信に出られる
ナンバーブロック 100円/月 100円/月 迷惑電話を20件まで拒否登録
転送電話 無料 着信した電話を他の番号に転送
国際電話 無料 国内から海外への通話。通話料別途。
■データ通信系オプション
データ追加購入(D) 500円/0.5GB~ 500円/0.5GB、1000円/1GB/td>
データ追加購入(S) 500円/0.5GB~ 500円/0.5GB、1000円/1GB、3000円/3GB
Wi-Fiオプション 200円/月 全国約49,000ヶ所の公衆無線LAN、最大2ヶ月無料
ウィルスバスター 420円/月 マルチデバイス版。端末3台まで。初月無料。
iフィルター 無料 フィルタリングサービス
端末保証 450円/月 LINEモバイル購入端末の交換または修理
持込端末保証 500円/月 万が一の時に最低限の負担で端末の交換または修理/td>
LINE Music 750円/月 月額料金がお得。回線と同時契約なら最大2ヶ月無料

通話系オプションには、月額基本料無料で利用できる「いつでも電話」アプリで、通常20円/30秒の通話料を10円/30秒の半額にすることができます。また、「いつでも電話」からの発信に限り、10分以内の通話料金が何回でも無料になる「10分かけ放題(月額880円)」オプションが用意されています。

その他、留守番電話等、他社同様の通話オプションが用意されています。

データ容量の追加購入は、通信回線によって異なります。
Softbank回線が、500円/0.5GB、1,000円/1GBの2通り(月最大10回まで)なのに対し、ドコモ回線は、3,000円/3GBを加えて3通り(月最大3回まで)となっています。

データ通信系オプションとしては、全国49,000か所のスポットで利用可能な公衆WiFiサービスが月額200円で利用可能です。また、ウィルスや不正サイトなどの被害を防止するセキュリティ「ウィルスバスター」は、PCやタブレットにも利用可能なマルチデバイス版で、最大3台の端末で利用可能です。

「端末保証(月額450円)」は、LINEモバイルで購入した端末の保証制度で、落下や水没等による破損・故障の際に最少の負担で端末の交換・修理が可能です。保証期間は3年間、保証は年2回まで、利用時の負担額は、1回目が5,000円、2回目は8,000円となります。

「持込端末保証(月額500円)」は、手持ちの端末を利用した場合の端末保証制度で、落下や水没等による破損・故障の際に最少の負担で端末の交換・修理が可能です。保証は年2回までで、利用時の負担額は、1回目が4,000円、2回目は8,000円となります。
保証期間は、自然故障の場合はメーカー発売日から3年間、落下・水濡れ等の場合は当オプションを解約するまでとなります。

いずれでも、保証範囲は「故障、水濡れ、破損」で、紛失や盗難は保証されません。また保証額上限は50,000円となっています。高額端末は、カバーしきれない場合があります。

LINEモバイルのオプションサービスは、最低限必要なものだけを提供しているといった印象で、ごてごてと様々なオプションを並べていないのは好感が持てます。

しかし、初心者やシニア向けのサポートがないのは名の通ったMVNOとしては少々物足りなさを感じます。 出張サポートまででなくても、せめてリモートサポート程度は提供して欲しいものです。

データ通信容量を上手にやり繰りする仕組み

LINEモバイルには、データ容量を上手にやり繰りする仕組みが用意されています。 オプションサービスではありませんが、データ容量を有効に利用できる仕組みです。

データ繰越し

月間のデータ容量を使い切れなかった場合に、翌月に繰越して利用する事ができる「データ繰越し」は、多くの格安通信会社で採用されている定番のデータ容量活用の仕組みで、LINEモバイルでも採用されています。

LINEモバイルの繰越しルールは以下の通りです。

  • ・ 当月分データ…繰越し可能
  • ・ 追加購入データ…繰越し可能
  • ・ データプレゼントで貰ったデータ…繰越し不可

データ繰越しを利用するための申込み等はなく、月間のデータ容量があまれば自動的に翌月に繰越します。 繰越せる期間は、翌月月末までです。

データプレゼント

保有しているデータ容量のうち、当月付与分のデータを、LINEの友達に500MB単位でプレゼントできます。

例えば、現在4GBのデータを保有しているとして、そのうち3GBが今月に付与された分だとすると、プレゼントする事ができるのは当月分3GBのみで、繰越し分の1GBはプレゼントできません。

データ容量が余りそうな場合には、足りない友達に分けてあげることができます。

注)LINEモバイルは当月分のデータしかプレゼントできないため、全てプレゼントしてしまうと次月は繰越し分が「0」になりますので注意が必要です。また、当月分をプレゼントしているのに、貰った方では翌月に繰越すことができないので、月末にプレゼントしても使い切れずに捨ててしまう事になりますので、ここも注意が必要です。

データプレゼントの改善要望点

  • ・ 自分で使えば繰り越せる当月分データを、友達にプレゼントしたら繰越せなくなる…というのは妙です。 プレゼントしても繰越せなければ、当月分の繰り越せる権利を奪っている事になります。
  • ・ プレゼントできるデータが当月分だけ…と言うのは使いにくいです。 当月分をプレゼントすると、自分の繰越し分がなくなってしまいます。繰越し分をプレゼントできる方が使い勝手は良いはずです。

若干の使いにくさはありますが、データをプレゼントできるのはかなり便利です(筆者実体験)。LINEを通じてのプレゼントは、相手を選んで容量を決めればその場ですぐに実行でき、非常に手軽で使い易いとおもい感じます。

データフリー

データフリーとは、いわゆるカウントフリーを意味します。
LINEモバイルのデータフリーは、月額利用料などがかからず無料で、LINE等のSNSの通信料が無料になる仕組みで、上位プランではLINEに加えて、Facebook・Twitter・Instagram、さらにLINE Musicもデータフリー対象となります。

LINEは今やライフラインとも言われるほど普及して多くのユーザーが利用していますし、Twitter、Instagramも多くのファンを擁しており、日々の生活の中で何気なく利用しているサービスです。

特に画像の多いInstagramを外出時にチェックしたり、投稿する際にはモバイル通信を利用しますが、通信料やデータ消費が気になります。

実際にInstagramを利用した際のデータ消費量を計測してみました。

こちらは、モバイル通信の統計データを一旦リセットした画像と、約10分間、Instagramを利用した際のモバイル通信のデータ量の画像です。

フォローしている方の写真を見て「いいね」したり、お勧めに表示されている画像や動画を見るなど、通常の使い方で10分間利用した場合の消費データ量は「51.7MB」でした。

筆者のiPhoneの「スクリーンタイム」のデータによると、筆者はこの1週間でInstagramを4時間35分利用しているそうなので、月間に換算すると1,178分=19時間38分間になり、51.7MB/10分で使用したとすると、なんと、月間のデータ量は6,090MB=5.85GBにもなります。

もちろん、モバイル通信を使うのはInstagramだけではありませんし、全てをモバイル通信で視聴している訳でもありませんので、単純にテスト結果が月間の契約容量とはリンクしないのですが、SNSは意外とデータ消費する事は分かって頂けると思います。

LINE・Instagramをはじめ、データフリー対象のSNSをよく利用する方は、LINEモバイルを使っているだけで、通信データの節約となり、データ容量を活用している事になります。

しかも、LINEモバイルのデータフリーは月額費用がかからず、無料で提供されている点が他社のカウントフリー・オプションに対して大きなアドバンテージです。

格安通信サービスに関するニュース

2019年2月20日、LINEモバイルは新たに「au回線」を使った格安通信サービスを2019年前半に開始する事を発表しました。これにより、LINEMモバイルは、大手キャリア3社全ての回線サービスを提供するトリプル・キャリアになる事となります。

まだ詳細は分かっておらず、4月以降に発表するとの事ですが、プラン等への影響もある事から、ここでご紹介しておきます。詳細が分かりましたら、可能であれば追記します。

UQmobileの料金プラン

冒頭でもお話ししたように、UQmobileには、大手キャリアに近い存在としてのキャリア色が強い部分と、独立したMVNOの部分が共存する、他にない独特の立場や方針を持っており、それは、料金プランにも表れています。

UQmobileの料金プランは大きく、「2年契約プラン」と「最低利用期間1年」のプランに分ける事ができます。

2年契約+自動更新のプラン

こちらは、大手キャリア色が非常に強い料金プランです。

「5分かけ放題」とセットする場合は「おしゃべりプラン」、「無料通話」とセットする場合は「ぴったりプラン」という名称となり、データ容量ごとに、S:3GB・M:9GB・L:21GBプランとなります。

「かけ放題」はデータ容量に関わらず「5分間」ですが、「無料通話」はデータ容量ごとに、60分・120分・180分となります。

契約初年に限り、「イチキュッパ割」で、-1,000円/月の割引特典があります。2年目には適用されないため、2年間通じての平均月額料金は、「S:2,480円」「M:3,480円」「L:5,480円」となります。
さらに家族で利用する場合には、「家族割引」(-500円/月)が初年1年間のみ適用されます。

■通話サービス込みのプラン料金は他社同等

UQmobileの料金は他のMVNO各社より「割高」だと思われていますが、実はほとんど差はありません。 例えば3GBプランの場合、他社MVNOのプラン料金とかけ放題オプションとの合計額は、mineo:2,360円、楽天モバイル:2,450円となり、UQmobile Sプランの平均料金2,480円とほぼ同等です。 10GBプラン+通話サービスでは、mineo:3,980円、楽天モバイル:3,810円に対して、UQmobileはMプランが、9GBですが平均料金3,480円となり、MVNO他社より若干割安になっています。

UQmobileの料金が割高というのは、データ容量の改定前の話しで、今は差はありません。

※ 契約形態が「2年契約+自動更新」なので、「更新月」以外での解約やMNP転出には、「契約解除料」(9,500円)が請求されますので注意が必要です。

ウルトラギガMAX

2019年3月から追加になった新しい料金プランで、従来のUQmobileの4GLTE通信「S・M・Lプラン」と、WiMAX「UQ Flat ツープラスギガ放題(3年)・UQ Flat ツープラス(3年/4年)」をセットにした大容量データ通信対応プランです。

セットで利用すると、月額300円がUQmobile料金から割引となります。初年-1,000円の「イチキュッパ割」も適用となります。

2年縛りのないプラン

こちらは、MVNO色の強い「最低利用期間1年」(通話SIMの場合)の料金プランで、2種類のプランが用意されています(データ専用SIMは解約時期の規定はありません)。

1つは、UQmobileの高速データ通信はそのままに、何もセットしないシンプルな構成の「データ高速プラン」で、月額980円のデータSIMと、月額1,680円(+700円)の音声通話機能付きSIMがあります。

もう1つは、通信速度を下り最大500kbpsに制限し、データ容量無制限で利用可能な「データ無制限プラン」で、月額1,980円のデータ専用SIMと、2,680円(+700円)の音声通話機能付きSIMがあります。

いずれも、通話サービスはセットされませんし、端末購入の際の割引サポートなども対象外となります。

■人気のデータ高速プラン(+音声通話)

データ高速プラン、及び、データ高速+音声通話プランは、余計なオプションや縛りがなく、UQmobileの高速データ通信をシンプルに利用する事ができる人気プランです。

残念ながら、容量は3GBのみであり、2年契約プランからのプラン変更ができない等のデメリットもありますが、料金的にも、3GB容量の標準的な金額となっており、この金額で大手キャリア同等の通信速度と通信品質を利用できるのは他に無い独自のメリットとなっています。

※ 音声通話機能付きプランの場合は、最低利用期間内の解約またはMNP転出には、契約解除料(9,500円)が請求となりますので注意が必要です。データ専用SIMには最低利用期間の設定はありません。

UQmobileの料金プランの特徴・まとめ

UQmobileの料金プランには、以下のような特徴があります。

  • ・ 余ったデータ容量は、翌月に繰越して利用する事が可能です(Y!mobileには繰越し制度はありません)。
  • ・ 通信速度を300kbpsに抑えて、データ通信を無料無制限で利用できる「節約モード」が使えます。 (データ高速プランの節約モードの通信速度は、下り最大200kbpsとなります)
  • ・ 無料の専用アプリで、データ残量確認や、高速⇔低速切替え、データ追加購入等ができます。

UQmobileのプランは、大手キャリアに近い「2年契約」プランと、MVNOに近い「最低利用期間」プランに分けられますが、2年契約が問題なく、通話サービスや、端末購入を検討している場合には「2年契約」プランがお得に利用できます。

通話サービスや、端末購入を考えていない、または他社サービス(G-Call等)や、Apple StoreやAmazon での端末購入を検討している場合には、無駄なくUQ mobileの高品質高速データ通信を利用できる「データ高速プラン」がお勧めです。

※開通月と解約月の料金

UQmobileの月途中の利用開始・利用終了は、開通月も解約月も「日割り」となります。
MVNOに多い「初月無料」にはなりません。
解約時には、即日、通信できなくなり、月末まで利用する事はできません。

UQmobileの通話料金

UQ mobileは、「5分かけ放題」をセットした「おしゃべりプラン」と、「60/120/180分無料通話」をセットした「ぴったりプラン」の2つの通話タイプに、データ容量を組合わせた6タイプの料金プランを選択できます。

しかし、通話料金自体には割引制度はありませんので、通話は常に「基本の20円/30秒」のままですし、無料通話も全て20円/30秒で換算されますので注意が必要です。

プレフィックス電話の提供なし

多くのMVNOでは標準的に提供されているいわゆる「通話半額サービス(アプリ)」と呼ばれる、「プレフィックス電話」「中継電話」サービスの提供はUQmobileには提供がありません。

そのため、通話は常に20円/30秒となります。

5分かけ放題の場合でも、他社は無料時間経過後も半額通話が可能なのに対して、UQmobileの場合は、5分経過以降の通話は20円/30秒となります。

大手キャリアと、MVNOの良さを併せ持つと言われるUQmobileですが、半額通話の提供がはいのは数少ないUQmobileの弱点の1つです。

社外通話サービスの併用

そのため、UQmobileを利用する際には「G-Call」「楽天でんわ」等の社外の通話サービスの利用も視野に入れて検討すべきです。

例えば「G-Call」は通信会社に関わらず利用できる汎用の通話半額サービスです。専用アプリを利用する事で通話料が通常の20円/30秒から、10円/30秒の半額となります。

ただし、UQmobileとG-Callは別会社ですので、UQmobileの5分かけ放題を利用し、5分経過後はそのままG-Callの「半額通話」に移行する事はできませんので、ご注意ください。

通話サービスがセットされていない、「データ高速+音声通話プラン」と「G-Call」の組合せがお勧めです。

UQmobileのオプション料金

メールサービス 200円/月 〇〇〇〇@uqmobaile.jpのメールアドレスを提供
ギガぞう 500円/月 VPN暗号化通信により、安心・安全に公衆無線LANサービスを利用できるアプリ
Wi2 300 for
UQ mobile
無料 UQ mobile 契約者向けの無料で利用できる公衆無線LANサービス
SMS 無料 電話番号だけでメッセージのやりとりができるサービス
テザリング機能 無料 タブレット、ゲーム機をスマートフォンとうつないでネット接続することができるサービス
音声通話プラン専用
オプションサービス
無料 音声通話プラン契約者には、着信転送・割込通話・番号通知リクエストの各サービスを無料で提供
電話基本パック 380円/月 留守番電話サービス/三者通話サービス/迷惑電話撃退サービスをパック
通話明細サービス 100円/月 my UQ mobileで通話明細/通信明細の閲覧できる
簡単決済 無料 アプリストア等でのお支払いを、UQ mobileのご利用料金にまとめられるサービス

こちらは、通信・通話関連のオプションサービスです(水色は無料オプション)。

「@uqmobile.jp」ドメインの「メールアドレス」や、無料の公衆WiFiなどが提供されています。

「SMS」機能はau回線の場合には回線に付帯しているサービスですので月額無料となります(SMS通信料は別途かかります)。

UQあんしんパック 500円/月 電話・遠隔サポートや、電話帳・写真などの自動バックアップ、WEBサービス・アプリの個人情報のアクセスを検知などがセット
UQあんしんサポート 350円/月 スマホ・PC・周辺機器のサポートサービスを遠隔(リモート操作)で提供
家族みまもりパック 380円/月 家族向けの見守りパックは、「みまもりサービス」と「Filii」をセットで提供
見守りサービス
by Family Locator
200円/月 みまもり、災害時に、リアルタイムで居場所確認ができるサービス
Filii 300円/月 お子様が安全にSNSをご利用頂けるためのサービス
クラウドバックアップ
by AOS Cloud
300円/月 電話帳・写真・動画・カレンダー・音楽等を自動バックアップ
UQ SNS セキュリティ
bu My Permissions
350円/月 WEBサービス・アプリの個人情報のアクセスを検知、アラートするセキュリティサービス
あんしんフィルター
for UQ mobile
無料 子供を危険なサイトやアプリから守る為のスマートフォン向けフィルタリングサービス
セキュリティーサービス 290円/月 不正アプリ対策、Web脅威対策、迷惑SNSや迷惑着信対策サービス
端末補償サービス 380円/月 故障時の端末交換サービス、修理サービスのほか、盗難・紛失時補償サービスを提供
繋がる端末保証 500円/月 UQモバイル以外で購入した端末も無償修理、または低価格にて有償交換
AppleCare+for iPhone 534円/月~ 修理保証とテクニカルサポートをiPhoneの購入日から2年間に延長されるなどのサービスを提供
Try UQmobile 無料 UQmobileのSIMと端末を151日間、無料で試すことができます。

こちらは、セキュリティ・保証関連のオプションサービスです。

UQあんしんパック

「UQあんしんパック」は、以下の3つのサービスをセットにしたお得なパッケージです。 本来、合計1,000円/月かかるコストが、パッケージなら月額500円で利用できます。

  • ■UQあんしんサポート(月額350円)
    スマートフォンの困りごとを電話と遠隔(リモート)操作でサポートしてくれるサービスです。 スマホ端末の初期設定方法やアプリケーションの設定だけでなく、パソコン機器のネット接続やWiFiルーターの設定もサポートしてくれます。
  • ■クラウドバックアップ by AOS Cloud(月額300円)
    スマホ端末のデータをクラウドサーバーに保存し、端末のデータ容量を増やしてくれるサービスです。 写真や動画などのデータ領域を大きく食ってしまうデータの保管にお勧めです。
  • ■UQ SNSセキュリティ by My Permissions(月額350円)
    WEBサービスやアプリの個人情報のアクセスを検出してアラートしてくれるセキュリティサービスです。 情報の漏洩やアカウントの乗っ取りなどのトラブルを避け、安心快適なネット利用を補助してくれます。

家族みまもりパック

「家族みまもりパック」は、2つのサービスをセットにしたセキュリティ関連のパッケージです。通常料金500円/月のところ、月額380円で利用可能です。

  • ■みまもりサービス by Family Locator
    このアプリをスマホにインストールしておけば、家族の居所を常に把握する事ができます。 子どもやシニア世代など、見守りの必要がある家族の安心・安全をサポートします。 リアルタイムで居所が分かるのはもちろん、過去7日間の位置データを確認でき、また「安全・危険エリア」を設定する事で、家族が危険な場所に立ち入った場合に、通知によって把握する事ができます。
  • ■Filli
    子どもが利用するSNSやスマホの利用データを取得・分析し、問題の早期発見、状況の見える化を実現します。

つながる端末保証

「つながる端末保証」は、Androidスマートフォン向けの端末保証サービスで、月額500円で利用可能です。

端末は、UQmobileで購入したものでも、他社購入端末やSIMフリー端末の持込みでも保証対象となります。 購入から1年以上経過した端末でも保証するため、他社からのMNP時に手持ち端末の持込みでも問題ありません。

1契約につき、年2回まで、1回の故障につき5万円を限度とした修理を実施。保証対象であれば、修理代金の支払いは不要で無償修理が提供されます。端末交換の場合には、毎年1回目は4,000円、2回目は8,000円の負担が発生します(回数は毎年リセット)。

AppleCare+ for iPhone

UQmobileで購入のiPhoneは、「Apple Care+」(月額534円~)に加入する事ができます。

購入場所に関わらず全てのiPhoneには、製品購入後1年間の「ハードウェア製品限定保証」と90日間の「無償サポート」が付帯しています。

「AppleCare+ for iPhone」に加入すると、Appleによる修理保証とテクニカルサポートが購入日から2年間に延長されます。故障や破損による修理は、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます。

こちらはAndroidスマホでは加入できません。

Try UQmobile(トライ・ユーキューモバイル)

「Try UQmobile」は、オプションサービスではありませんが、UQmobile独自のサービスの1つで、UQmobileのSIMと人気端末を無償で15日間借り受けてお試し利用ができる制度です。

SIMのみを借りた場合には、評判のUQmobileの通信速度を試す事ができます。通信速度が最も低下する昼12時台にどれ程の速度が出るのか、動画再生はスムースか、自宅や学校・職場などの電波状況の確認・節約モードの使い勝手など、データ通信のトコトン試す事ができます(通話は試せません)。

SIMのみを借りる場合は、お試しに利用する端末によって、SIMサイズを指定して借り受けます。 利用可能な端末かどうかを事前に「動作確認済み端末」で確認の上で申し込んでください。

端末+SIMのセットで借りた場合には、上記のデータ通信関連と共に、気になっていた端末の性能や機能を試す事も可能です。撮影した写真の出来栄えを確認したり、やり慣れたゲームをプレイしてみる等、端末を一緒に借りられる「Try UQmobile」ならではのお試しが可能です。

お試しの端末は、Huawei、SHARP、富士通などのAndroidスマホを常に7~8機種用意されていて、使ってみたい機種を指定してお試し利用を申し込みます(貸出中で希望機種が借りられない場合もあります)。 貸出端末に、iPhoneはありません。

しかも費用はSIMや端末の送料まで含めて全て無料で、全く自己負担はありませんので安心です。 ただし、貸し出しは無料でも、申込み時にはクレジットカードの登録が必要です(貸出品の紛失や破損、あるいは返却期限までに返却しない場合などは、相当額がクレジットカードに請求されます)。

ただし、利用期間はSIM・端末の配送も含めて15日間ですので、貸出期限必着でUQに届くように返送する必要があります。

Try UQmobileの詳細はこちら:【公式】Try UQ mobile|格安スマホ・格安SIMのUQモバイル

BIGLOBEモバイルの料金プラン

BIGLOBEモバイルは、NTTドコモ回線とau回線のMVNOサービスを提供するマルチ・キャリアで、料金は両回線共通で、回線による料金の差はありません。

ドコモ回線にはSMS付・SMSなしの2種類のデータSIMが用意されており、各々のデータSIM料金に+580円・+700円で音声通話機能を付加できます(音声通話SIM)。

au回線は、スタンダードでSMS機能が搭載されているため、SMS機能なしのデータSIMは提供がありません。SMS付データSIMに+580円で音声通話機能を付加できます(音声通話SIM )。

プラン料金は、小容量~中容量ではごく標準的な設定で、MVNOの中では特別安いという訳ではありませんが、大容量プラン「20GB」「30GB」では、他社と比べると若干割高な設定となっています。

  mineo OCNモバイルONE 楽天モバイル BIGLOBE
20GB 4,590円 4,850円 4,750円
30GB 6,510円 6,750円 6,150円

また、データ容量を使い切った際の「追加購入」についても、100MBごと300円は割高です。

  mineo OCNモバイルONE LINEモバイル BIGLOBE
100MB 150円 - -
0.5GB - 540円 500円 -
1GB - - 1,000円 -
100MB換算 150円 105円 97.7円 300円

こちらは、MVNO各社のデータ容量追加購入額と、100MB当たりに換算した金額です。

マルチ・キャリアであることの意味

BIGLIBEモバイルは、NTTドコモ回線と、au回線の2種類の通信回線を使った格安通信サービスを提供する 「マルチ・キャリア」です。

マルチ・キャリアである事の意味は、もちろん、通常の1種類の回線サービスしか提供していない通信会社よりも、回線の選択肢が広いという点もメリットですが、それだけではなく、BIGLIBEモバイル内での通信回線の変更が可能な事や、ユーザーが使用中の端末を「SIMロック解除」不要でそのまま利用できる可能性が広い等のメリットも重視される傾向にあるため、BIGLOBEモバイルだけでなく、マルチ・キャリア化する格安通信会社各社が多くなっています。

以下は、他社販売のiPhoneを「SIMロック解除」せずに利用可能かどうかの一覧表です。

  回線種別 ドコモ回線Dタイプ au回線Aタイプ
端末 ドコモ版 au版 Softbank版 ドコモ版 au版 Softbank版
iPhone 5s
iPhone6/6Plus
iPhone6s/6sPlus
iPhoneSE
iPhone7/7Plus
iPhone8/8Plus
iPhone X
iPhone XS/XS MAX
iPhone XR
〇:SIMロック解除不要で利用可△:SIMロック解除で利用可×:SIMロック解除・利用不可

ドコモ回線のみの取扱いであれば、利用可能なiPhoneはSIMフリー版・ドコモ版とSIMロック解除が可能なiPhoneのみですが、au回線を取扱う事で、au版iPhoneも利用可能になります。

この受け入れ間口の広さが、マルチ・キャリアのメリットです。

BIGLOBEモバイルの料金~シェアSIMとは?

BIGLOBEモバイルが提供する「シェアSIM」は、プランの容量を複数のSIMに分け合えるサービスです。

分け合える容量は3GB以上のプランからで、家族でシェアしたり、一人でスマホとパブレットと使い分ける等、様々な形で、複数の端末でデータ容量をシェアする事ができます。

通信回線は、ドコモ回線・au回線いずれでも選択でき、シェア可能なSIMは最大4枚までとなっていますが、シェア1グループ内に、ドコモ回線・au回線が混在可能です。

なお、スマホは、シェアしているSIMごとに購入することができます。

SIMカード追加手数料 SIMカード準備料
3,000円 394円
シェアSIMカード(音声) シェアSIMカード(SMS) シェアSIMカード(データ)
900円/月 320円/月 200円/月

シェアSIMを利用するには、初期費用3,394円に加え、データ・SMS付データ・音声通話の各SIMによって月額の利用料金が異なります。

注)シェアSIMであっても、音声通話機能付きの場合には「最低利用期間」があり、サービス開始の翌月から12か月間のSIMの解除(廃止)には、8,000円の契約解除料が必要です。

BIGLOBEモバイルの料金~「ベーシックコース」とは

BIGLOBEモバイルのプラン料金の内訳を見てみると、他社にはない「ベーシックコース」200円が含まれる旨の記述がありますが、この「ベーシックコース」というのは何なのか解説致します。

BIGLOBEは、冒頭にも書いたように元々はPC向けのインターネット事業を展開する企業で、現在でも、BIGLOBEはインターネット・プロバイダーの大手として活動しており、この「ベーシックコース」というのはBIGLOBEのサービス(例えばメールアドレスの発行など)を利用するための料金です。

MVNO他社のプラン料金と比較しても、特に割高という事はなく、他社同等の料金の内訳としてBIGLOBEで分けているだけで、ユーザーは特に気にする必要はありません。

「メールアドレスは不要なのでベーシックコースを契約しない」と言った事ができないので、あえて「ベーシックコース」と表記する必要はないと思うのですが、BIGLOBEモバイルの伝統的な料金制度です。

以前は、契約時には同時契約なのに、解約時は別々に解約する必要があり、トラブルの元でしたが、現在は、BIGLOBEモバイル解約時に、同時に「ベーシックコース」も解約できるようになっています。

最低利用期間について

BIGLOBEモバイルは、音声通話SIMの場合に限り「最低利用期間」を設けています。

BIGLOBEモバイルの「最低利用期間」は、契約月(利用開始日の月)の翌月を1か月目として、12か月目の月末までを指します。

契約月が初月ではないので、注意が必要です。初月のプラン料金は無料です。

最低利用期間内に解約・MNP転出を行った場合には、8,000円(税別)の音声通話サービス契約解除料(いわゆる解約金)が発生します。

※iPhone購入時の「スマホまる得プラン」には、この「最低利用期間」は適用されません。

BIGLOBEモバイルの通話料金・SMS料金

通話料
国内通話料 20円/30秒
海外通話料 国・地域によりことなります
BIGLOBEでんわ
国内通話料 9円/30秒
海外通話料 20円(不課税)/30秒
SMS送信料
  タイプD タイプA
国内宛て 3~30円/回
海外宛て 50~500円(不課税)/回 100円(不課税)/回

BIGLOBEモバイルの通話料金は基本20円/30秒ですが、通話料金が安い回線を経由する事で通話料金を安くする「BIGLOBEでんわ」を無料で利用でき、利用時の通話料金は9円830秒です。

SMS送信料は、1回あたりの料金となっており、国内宛は3円~30円/1回あたりとなっています。

Y!mobileの利用料金

Y!mobileを利用する上で必要な料金の詳細を、「料金プラン」「オプションサービス」に分けて解説します。

Y!mobileの料金プラン

Y!mobileの料金プランは、データ容量で3タイプが提供されていますが、スマートフォンをセット購入する場合と、SIMカードのみの場合で、割引等が異なります。

スマホプラン(スマホセット)

こちらは、スマートフォンをセット購入する場合の料金プランで、データ容量によって「スマホプランS」「スマホプランM」「スマホプランL」の3タイプを選ぶ事ができます。 全てのプランに「10分かけ放題」がセットになっており、10分以内の通話が何回でも無料になります。 10分を超える部分の通話料金は、20円/30秒です。

データ容量は「S:2GB」「M:6GB」「L:14GB」の基本容量に、2年間の増量キャンペーンで、基本容量が1.5倍に上乗せとなり「S:3GB」「M:9GB」「L:21GB」となります。

プラン料金は、「S:2,980円」「M:3,980円」「L:5,980円」ですが、契約初年のみ1年間月額1,000円が割引となる「ワンキュッパ割」が適用されます。

スマホプランは基本「2年契約+自動更新」ですが、契約期間なしで契約する事も可能です。 その場合のプラン料金は、「ワンキュッパ割」なしの通常料金に+2,500円となります。

スマホプラン(USIMカード単体)

こちらは、SIMカード単体で契約した場合のスマホプランです。

データ容量や増量、ワンキュッパ割、10分かけ放題セットなどは、スマホセットの場合と全く同じですが、SIMカード単体契約の場合には「SIM単体契約特別割引」(月額500円)が適用となります。

「SIM単体契約特別割引」適用後のプラン料金は、「S:初年1,580円/2年目2,580円」「M:2,180円/3,180円」「L:3,880円/4,880円」となります。

「SIM単体契約特別割引」は、新規契約及びNTTドコモ・auからのMNP転入時に適用となり、SoftbankからのMNP乗換え時は適用になりませんので、Softbankユーザーは要注意です。

SIMカード単体契約の場合も、月額+2,500円で、契約期間の制限のない「ベーシックプラン」に変更可能です。

Yahoo!プレミアム特典

スマホプランS・M・L及び、データプランS・Lの契約者を対象に、Yahoo!プレミアム特典を受ける事ができます。

  • ・ Yahoo!ショッピング、LOHACOの買物でいつでもポイント5倍貯まります。
  • ・ お買い物安心保険~お買い物のトラブル、お出かけ時の「もしも」の時や、インターネットのトラブルに年間最大10万円の補償金が受け取れます。
  • ・ お得に使えるYahoo!サービス~雑誌・まんが読み放題、バックアップ容量無制限、お得なクーポン配信
パケットマイレージ

「Yahoo Japan」等の関連サービスを利用すればするほどマイルが貯まり、貯まったマイルのランクに応じて、高速データ容量の追加料金が無料になるサービスです。

例えば前月、ブロンズランクの「80~199マイル」をクリアした場合、翌月には、0.5GB分のデータ追加購入料金が無料となるお得な仕組みです。

2年契約+自動更新と契約解除料について

Y!mobileの「2年契約+自動更新」プランは、契約開始から2年後の同日を含む月から3か月間を「更新月」として、この期間に解約、MNP転出を行う場合には「契約解除料(9,500円)」はかかりません。

事例で言えば、2019年3月20日に契約開始となった場合は、2年後の同日(3月20日)を含む月から3か月間=3月1日~5月31日までを「更新月」として、この期間の解約・転出には契約解除料は課金されません。

「更新月」以外のタイミングでの「解約」「MNP転出」「2年契約以外のプランへのプラン変更」には、9,500円の契約解除料が課金されます。

Y!mobileのSIMが利用可能な端末

SIMのみでY!mobileと契約した場合には、自分で利用端末を用意する必要がありますが、Y!mobileの通信回線で利用するためには、必ず「SIMロック解除」されている事が必須となります。

Y!mobileで利用可能なiPhone
端末 ドコモ版 au版 Softbank版 Y!mobile版 UQ版 SIMフリー版
iPhone 5s
iPhone6/6Plus - -
iPhone6s/6sPlus 〇(6s) △(6s)
iPhoneSE
iPhone7/7Plus 〇(7) △(7)
iPhone8/8Plus - -
iPhone X - -
iPhone XS/XS MAX - -
iPhone XR - -
〇:SIMロック解除不要で利用可△:SIMロック解除で利用可×:SIMロック解除・利用不可
Y!mobileで利用可能なAndroidスマホ

Androidスマホは、Googleが提供するOS[Android]を採用し、機能・性能・デザインなどはスマホ製造メーカー各社が独自に開発・製造・販売しており、仕様や機種名に統一性がないため、iPhoneのように機種名や発売時期で利用可否の判断がしにくい事情があります。

そのため、Y!mobileに端末持込みで契約する場合、手元の端末が利用できるかどうかは、「接続実績のある他社端末」で1台ごとに確認する必要があります。

「自社販売端末とSIMフリー端末以外はSIMロック解除が必要」というルールはiPhoneと共通ですので、他社販売端末を利用する場合には、利用可否を確認の上、SIMロック解除を行う必要があります。

ただし、他社MVNOで販売されたAndroid端末は、ほとんどSIMフリー端末ですので、そのまま利用できる可能性が高いと言えます。

・ 接続実績のある他社端末:▶他社が販売する携帯電話をワイモバイルで利用する|その他のサービス|サービス|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで

Y!mobileのSIMが利用可能な端末

ワイドサポート 500円/月 スマホの使い方や初期設定などをサポート
Enjoyパック 500円/月 クーポン毎月50円分+買い物時ポイント5倍+パケット月額500円分のお得なパック
テザリングオプション 無料/月 スマホをWiFiルータのように使えるサービス
高速データ容量追加 500円/500MB 制限された通知を速度を元に戻す費用
一定額ストップサービス 無料/月 予め決めた一定額で、通話・通信・メールを停止
Y!mobileメール 無料/月 xxx@yahoo.ne.jpのメール。Yahoo!JAPANのID必要
着信お知らせ機能 無料/月 圏外時や電源OFF時の着信をおしらせ
着信転送サービス 無料/月 着信電話を予め登録した電話番号へ転送(通話料別途)
Yahoo!
かんたんバックアップ
無料/月 スマホプラン、データプラン利用者は保存容量無制限のデータバックアップ。連絡先、画像、動画を保存
Yahoo!ウォレット 無料/月 ヤフオク、Yahoo!ショッピング等のYahoo!JAPANのサービスや提携サイト等で使えるお財布サービス
Myフォト 300円/月 スマホ保存の写真でフォトブックやカレンダー等をお得に毎月一つずつ作れるサービス
請求書発行サービス 200円/月 毎月の利用額の請求内訳を郵送するサービス
スーパーだれとでも定額

Y!mobileのメインプランである「スマホプラン」には、「10分かけ放題」がセットになっていますが、このかけ放題を月額1,000円で、時間制限なく、モバイルでも固定電話でも、国内通話の全てを無料にするオプション・サービスです。

フルタイプのかけ放題を提供しているのは、大手キャリア3社以外では、Y!mobileが唯一となります。

Enjoyパック

月額500円のお得な料金に設定されたパック・オプションです。 Enjoyパックに含まれるサービスは以下の3点です。

  • ・ Yahoo!ショッピングで使えるクーポンが毎月500円分
  • ・ Yahoo!ショッピングとLOHACOの買い物時にポイント最大12倍
  • ・ 高速データ容量500MNB(500円分)が貰える

Yahoo!ショッピングをよく利用する方にはおススメのオプションです。

高速データ容量追加購入

月下のデータ容量を使い切って速度制限を受けた際に、通信速度を元に戻すための費用です。
他社で言う「データ容量追加購入」ですが、Y!mobileでは「速度を元に戻す費用」といいます。
500MBで500円(100MB当たり100円)は、標準的な料金設定です。

一定額ストップサービス

予め設定した金額になるとメールで通知した上、電話・メール・データ通信の発信をストップするサービスです。(メール等の受信は可能です)

月間の請求を、予期しない高額請求にならないよう設定しておく事が可能です。利用は無料です。

Y!mobileのサポート

Y!mobileには気軽にアプローチできるサポートが提供されています。

「チャットサポート」はミニチャットを使って、疑問等に応えてくれる簡易サポートです。 自動応答は24時間体制、オペレーター対応は9時~18時で、終了時刻が少々早い気がします。

「LINE」でも疑問質問を解決できるとありますが、一般的によくある内容ばかりですので、専門的な回答は期待できません。

「チャットサポート」も「LINE」も簡易的なものですので、しっかりした対応が必要な場合には、電話サポートを利用することをお勧めします。

b-mobileの料金プラン

b-mobileには、月額課金プランと、プリペイドプランがありますが、メインとなる月額課金プランは、2017年3月のSoftbank回線サービス開始以降にリリースされたプランのみで、それまでの料金プランはすでに新規申込の受付を終了しています。

  990 Just Fit SIM Start SIM 190 Pad SIM
  音声通話付き 音声通話付き データ専用
申込パッケージ料金 3,000円 3,000円 3,000円
通信網(回線) ドコモ Softbank ドコモ SMSなし SMSあり
100MB - - - 190円 320円
1GB 990円 990円 - 480円 610円
1.5GB - - 1,380円 - -
3GB 1,290円 1,690円 - 850円 980円
6GB 1,790円 2,390円 - 1,450円 1,580円
10GB 2,590円 3,190円 - 2,320円 2,320円
15GB 3,590円 4,390円 - 3,280円 3,410円

※価格は全て税別表示・「190PadSIM」のSMSありはドコモ網のみ

b-mobile Sには、3タイプの月額課金プランがあります。
音声通話機能付きのプランが「990 ジャストフィットSIM」と「START SIM」の2つ、データ専用プランが「190 Pad SIM」の3種類です。

3つのプランとも、それぞれに特徴があり、他社プランとは一線を画すユニークなプランとなっています。

990ジャストフィットSIM

「990ジャストフィットSIM」は2017年10月31日にリリースされたb-mobileの音声通話機能付きプランで、日本通信のメインプランとなっているプランです。

NTTドコモ回線とSoftbank回線(※)を選ぶ事ができ、月間1GBまでであれば、通話機能付きSIMを月額990円で利用する事ができます。

最小1GB~最大15GBまで、3GB・6GB・10GBで区切りが設けられており、区切りの容量を超えると1つ上の容量の料金となる「従量課金制」を採用しています。

※ Softbank回線は、iPhone専用と謳われています。設定によってはAndroid端末でも利用可能ですが、Androidで使用して不都合が発生しても自己責任となりますので要注意です。

「990ジャストフィットSIM」の料金は他社のプランと比較してもリーズナブルな設定となっています。

  b-mobile mineo BIGLOBE 楽天モバイル
回線 ドコモ SB ドコモ SB ドコモ au ドコモ au
低速 - - - - - - 1250円 1250円
500MB - - 1400円 1750円 - - - -
1GB 990円 990円 - - 1400円 1400円 - -
3GB 1290円 1690円 1600円 1950円 1600円 1600円 1600円 1600円
5GB - - - - - - - -
6GB 1790円 2390円 2280円 2630円 2150円 2150円 2150円 2150円
10GB 2590円 3190円 3220円 3570円 - - 2960円 2960円
12GB - - - - 3400円 3400円 - -
15GB 3590円 4390円 - - - - - -
20GB - - 4680円 5030円 5200円 5200円 4750円 4750円
30GB - - 6600円 6950円 7450円 7450円 6150円 6150円

金額は税別表示

こちらは、b-mobileのドコモ回線・Softbank回線の料金と、代表的なMVNOである「mineo」「BIGLOBEモバイル」「楽天モバイル」のプラン料金の比較です。

b-mobileの場合、3GB以上のデータ消費ではドコモ回線よりSoftbank回線の方が割高な料金設定ですが、他社料金との比較では、Softbank回線の方が標準的な料金であることがわかります。

ドコモ回線の料金は、他社の固課金制プラン料金よりもかなり割安な設定で、6GB=1790円は他社の3GBプラン料金1600円に+190円で2倍の容量が使用できる料金設定です。

b-mobileの料金は従量課金制

「990ジャストフィットSIM」の料金体系は、「従量課金制」である点が大きな特徴です。

通常の格安通信サービスの料金は「固定課金制」で、毎月決まったデータ容量に対して固定的な料金が課金される課金方法です。

これに対して「従量課金制」は、1GB・3GB・6GB等とデータ容量の区切りを設けて、消費したデータ容量に従って(従量)、区切りごとに設定された料金が課金される仕組みです。

固定課金制は、毎月付与されるデータ容量を使い切っても余らせても、料金は固定されていて増減はありませんが、従量課金制は、その月のデータ使用量に応じて支払う料金が変動するため、最適な料金額となるのが特徴です。

固定課金制との違い

固定課金制は、料金は変わらないけれど、使い切れなかった分のデータ容量を翌月に繰越して利用できる仕組みが一般的ですが、従量課金制では、使ったデータ容量分だけ料金を支払う仕組みなので、データ容量が「余る」という事ないため、容量の繰越しもありません。

言い換えると、固定課金制は余った容量を繰越せるが料金は変わらない、従量課金制は、容量は繰越せないが料金は使った分だけの支払いで済む…ということです。

また、容量を「追加購入」という事も重量課金制にはありません。

1つの容量の区切りを超えると、自動的に次の容量区切りの分の料金に切り替わるため、追加購入が自動的に行われると考えると分かりやすいかもしれません(上限は「上限設定」でユーザーが設定可能)。

上限設定で使い過ぎを防止可能

従量課金制プランの怖い処は、固定課金制と違って容量ごとの上限がなく、最大容量まで使えてしまう事で想定外の高額な請求となってしまう可能性があります。

固定課金制はデータ容量を使い切ってしまっても、料金は固定されているのでそれを超えた高額請求とはなりませんが、従量課金制では、データ容量の区切りが10GB・15GBと増えるに従って、料金もあがるため想定上の料金になってしまう可能性がデメリットだとされてきました。

しかし「990ジャストフィットSIM」では、6GB・10GB・15GBの各容量で、ユーザーが「上限設定」を行う事で、このデメリットを解消しています。

こちらは、「190 Pad SIM」の容量上限の設定画面です(データSIMは3GBから設定可能)。
「上限設定」は、契約後のマイページで設定する事が可能です。

b-mobile Sのオプションサービス

ドコモ回線月額料金 オプション・サービス Softbank回線月額料金
月額無料 b-mobile電話(料金半額通話) 無料
500円 5分かけ放題(b-mobile電話使用時) 500円
200円 キャッチホン・割込電話 200円
- グループ通話 200円
- ナンバーブロック 100円
300円 留守番電話(有料版) 300円
- 留守番電話(無料版)保存件数少ない 無料
無料(通話料別途) 国際電話(基本料なし) 無料(通話料別途)
無料(通話料別途) 転送電話 無料(通話料別途)
無料 迷惑電話ストップサービス -

金額は全て税別表示

「990ジャストフィットSIM」のオプションサービスは非常にシンプルで、通話向けのサービス以外の、他社では一般的になっている「カウントフリー」や「低速モード」「データギフト」等は一切用意がありません。

b-mobile電話(アプリ)

「b-mobile電話」は、相手先電話番号の先頭に「特番」を付加する事で、通話料金を通常20円/30秒を、半額10円/30秒にする事ができる、いわゆる「通話料金半額サービス」と言われる通話サービスです。

「通話料金半額サービス」は、相手先電話番号の先頭に「特番」を付加する事から「プレ(前)フィックス(付加)電話」、料金の安い回線を経由する事から「中継電話」等と呼ばれます。

「b-mobile電話」では、毎回の通話ごとに「特番」を付加してダイアルする手間を省くための「b-mobile電話アプリ」を無料で配布しており、このアプリをスマホの電話帳に連携させる事で、登録済みの相手を選ぶだけで自動的に「特番」を付加して発信する事ができます。

5分かけ放題オプション

b-mobileでは、月額500円(税別)で「5分かけ放題」を利用する事ができます。

無料となる通話時間が、現在MVNOで主流の「10分かけ放題」より短いですが、その分、料金が500円と割安ですので、無料通話時間が10分まで必要ない方は、お得に利用する事ができます。

「5分かけ放題」は、前述「b-mobile電話」使用時に適用され、特番を付加せずに発信した場合や、「b-mobile電話アプリ」からの発信出ない場合には、「5分かけ放題」を契約していても対象外となりますので注意が必要です(つまり、通常の電話アプリから発信してしまう場合にはかけ放題対象となりません)。

190 Pad SIM(データ専用SIM)

「190 Pad SIM」は、日本通信のデータ専用プランでドコモ回線とSoftbank回線が選べ、小容量利用時の料金が非常に割安な設定となっています。ドコモ回線ではSMSの有無を選ぶ事ができます。

ドコモ回線では月間100MBまでの利用の場合の料金は190円(税別)と非常に割安で、タブレット等のセカンド端末にモバイル通信を確保する場合に維持費が割安となります。

また、1GB以上を利用の場合でも、他社のデータ通信SIMの料金と比較しても、かなり割安な設定となっています。

  190 Pad SIM LINEモバイル BIGLOBE 楽天モバイル
回線
SMS有無
ドコモ
SB
SMS
あり
ドコモ
SB
SMS
あり
ドコモ
SB
SMS
あり
ドコモ
SB
SMS
あり
低速 - - - - - - 525円 645円
100MB 190円 320円 - - - - - -
500MB - - - - - -
1GB 480円 610円 500円 620円 - - - -
3GB 850円 980円 - 1110円 900円 1020円 900円 1020円
5GB - 1640円 - - 1450円 1570円
6GB 1450円 1580円 - - 1450円 1570円 - -
7GB - 2300円 - - - -
10GB - 2640円 - - 2260円 2380円
12GB - - 2700円 2820円 - -
15GB 2190円 3410円 - - - - - -
20GB - - - - 4500円 4620円 4050円 4170円
30GB - - - - 6750円 6870円 5450円 5520円

こちらは、「190 Pad SIM」と、他社MVNOのデータ専用SIMとの料金比較です。

小容量利用時の料金の安さが大きな特徴で、低速(200kbps)のみで運用する楽天モバイルのプランを含めても、1GBまでのデータ使用時500円未満で利用可能なSIMは他になく(ドコモ回線)、6GB利用時でBIGLOBEモバイルと同等料金となる以外は、最安料金のデータ専用SIMと言えます。

ただし、動画視聴等で大容量を使用する場合には、日本通信にはカウントフリー制度がなく、「エンタメフリー」オプションを提供するBIGLOBEモバイルの方が支払額は安くなるため、大容量派のユーザーには向きません。

なお、Softbank回線の場合には、iPhone用とiPad用のSIMが異なり、各々の専用SIMとなっている上、Androidスマホでは公式には使用できないとされています。

190 Pad SIMのメリット

データ専用SIMである「190 Pad SIM」にも、音声通話プラン「990ジャストフィットSIM」と同様のメリットがあります。

  • 1. 従量課金制
    最小100MB=190円(ドコモ回線・税別)は他社にはない非常に割安な料金設定ですが、100MBを超えても他社のデータ専用プランよりも割安な料金が設定されています。 しかも、料金はその月に使った分だけを支払うので無駄がなく、容量をあまり使わなかった月は割安に、しっかり消費した際でも他社よりも割安な料金で利用することができます。
  • 2. 使用上限設定
    「190 Pad SIM」にもデータ使用量の上限設定機能があり、最小3GBから上限を、料金の切り替わる容量ごとに任意で設定する事ができます。 3GBに上限設定した場合には、どんなに使っても850円で高速通信は使えなくなり、6GBに上限設定した場合には最大1,450円までで料金の上昇がストップします(事例はいずれもドコモ回線)。

料金プランの大幅な値下げ改定を実施

音声通話SIM「990ジャストフィットSIM」と、データ専用SIM「190 Pad SIM」は、2018年12月25日に料金改定を実施し、大幅な料金の値下げを実施しています。

■990ジャストフィットSIMの新旧料金比較表

  従来料金 新料金
  ドコモ ソフトバンク
1GBまで 990円 990円 990円
2GBまで 1,490円 1,290円 1,690円
3GBまで 1,990円
4GBまで 2,490円 1,790円 2,390円
5GBまで 2,990円
6GBまで 3,490円
7GBまで 3,990円 2,590円 3,190円
8GBまで 4,490円
9GBまで 4,990円
10GBまで 5,840円
11GBまで 5,840円 3,590円 4,390円
12GBまで 6,190円
13GBまで 6,540円
14GBまで 6,890円
15GBまで 7,240円

■190PadSIMの新旧料金比較表

  従来料金 新料金
100MB 190円 190円
1GBまで 540円 480円
2GBまで 890円 850円
3GBまで 1,240円
4GBまで 1,590円 1,450円
5GBまで 1,940円
6GBまで 2,290円
7GBまで 2,640円 2,190円
8GBまで 2,990円
9GBまで 3,340円
10GBまで 3,690円
11GBまで - 3,280円
12GBまで -
13GBまで -
14GBまで -
15GBまで -

■190PadSIM(SMS付・ドコモのみ)の新旧料金比較表

  従来料金 新料金
100MB 320円 320円
1GBまで 670円 610円
2GBまで 1,020円 980円
3GBまで 1,370円
4GBまで 1,720円 1,580円
5GBまで 2,070円
6GBまで 2,420円
7GBまで 2,770円 2,320円
8GBまで 3,120円
9GBまで 3,470円
10GBまで 3,820円
11GBまで - 3,410円
12GBまで -
13GBまで -
14GBまで -
15GBまで -

それまでの「990ジャストフィットSIM」も「190」も特に大容量での割高料金が大きなデメリットでしたが、これを一気に解消したばかりか、他社MVNOの同容量時の固定課金料金と比べても割安な設定に生まれ変わりました。

これにより、両料金プランの魅力が大きくアップしています。

START SIM(スタートシム)

「START SIM」は特殊なプランです。

通常、音声通話SIMには「最低利用期間」が設定されていますが、日本通信が2019年春から導入した「Start SIM」には「最低利用期間」がありません。

もともと日本通信の場合には、メインの音声通話SIMである「990ジャストフィットSIM」には、「最低利用期間」が設定されているものの、他社の半分以下の期間~4か月間となっており、これも日本通信のメリットの1つになっています。

新たに導入された「Start SIM」では、これをさらに1歩進めて、音声通話SIMでありながら、「最低利用期間」そのものを廃止してしまいました。「最低利用期間」がないので、必然的に「解約金」もありません。

通話機能付きのプラン(SIM)でありながら「最低利用期間」や「解約金」がないのはかなり珍しいことです。

  990 Just Fit SIM Start SIM 190 Pad SIM
  音声通話付き 音声通話付き データ専用
申込パッケージ料金 3,000円 3,000円 3,000円
通信網(回線) ドコモ Softbank ドコモ SMSなし SMSあり
100MB - - - 190円 320円
1GB 990円 990円 - 480円 610円
1.5GB - - 1,380円 - -
3GB 1,290円 1,690円 - 850円 980円
6GB 1,790円 2,390円 - 1,450円 1,580円
10GB 2,590円 3,190円 - 2,320円 2,320円
15GB 3,590円 4,390円 - 3,280円 3,410円

※価格は全て税別表示・「190PadSIM」のSMSありはドコモ網のみ

データ容量は1.5GB一択ですし、さすがに料金は通常プランよりも若干割高ですが、解約・MNP転出しても「解約金」が発生しないのは使い方によっては非常に有用なプランですし、さらに、通常プランである「990ジャストフィットSIM」へ切り替える際には、手数料がかからないという大きなメリットもあります。

「日本通信ってあまり聞かないけど大丈夫なの?」
「b-mobile Sって通信速度の計測データがないから良く分からない」
と思って手を出しかねている方にとっては「またとないお試しプラン」であると言えます。

「START SIM」を使ってみて気に入らなければ、短期間で他社へMNPしても解約金が発生しませんし、日本通信を気に入れば、切り替え時の手数料なしに「990ジャストフィットSIM」に変更する事も可能です。

IIJmioの料金

前述の通り、IIJmioはマルチ・キャリアで、ドコモ回線・au回線をユーザーの希望や都合で選ぶ事が可能ですが、プラン構成やプラン料金はシンプルで、回線が違っても共通なので利用する際に迷うことがありません。

  • ・通信回線が「NTTドコモ(Dタイプ)」と「au(Aタイプ)」の2タイプ
  • ・SIMの種類は、「データ(Dのみ)」「SMS付(D/A)」「通話付き(D/A)」の3種類
  • ・ドコモ回線・au回線に共通のデータ容量が「3GB」「6GB」「12GB」の3プラン

以上の基本体系に、「大容量データ」や「かけ放題」等のオプションを加えて自分なりのプランを構成します。

以上の基本体系に、「大容量データ」や「かけ放題」等のオプションを加えて自分なりのプランを構成します。

音声通話付きプラン~みおふぉん

IIJmioでは、音声通話機能付きプラン(SIM)を「みおふぉん」と称します。

通信サービスでは珍しい「語感」の名称が付けられている「みおふぉん」や、サービス名であるIIJmioにも付けられている「mio」とは、イタリア語で「私の」「私のもの」という言葉から由来していると、IIJの公式WEBに記載があります。

「IIJmioとは」:サービス案内 - IIJmioとは?

IIJが個人向けの格安通信サービスを開始当時、接続・メール・Webなどの機能が全て一緒になったサービスが主流だった中、『多様化する個人ユーザーのニーズに応え、「必要な機能を自由に組み合わせて自分流のインターネット環境を構築できる」という、全く新しい発想のもとに誕生したブランド』だと紹介されています。

IIJが、「IIJmio」や「みおふぉん」といった自社のブランドやサービスに愛着や信念をもっているような印象を受けます。

IIJmioのプラン料金

IIJmioの料金プランはシンプルです。

月間のデータ容量「3GB」「6GB」「12GB」に3通りに、「音声通話機能付きSIM」「SMS機能付きSIM」「データ通信」の3タイプのSIMが用意され、ユーザーの好みによってチョイスすることができます。

なお、au回線プランにはSMS機能のない「データ通信専用SIM」の設定はありません。

ちなみに、au回線のデータSIMはSMS機能が標準搭載となっていますが、他社では、ドコモ回線のSMS付SIMと同額の設定にしているケースが多いのですが、IIJでは、ドコモ回線のSMS機能のないSIMと同額のせってとしており、IIJの良心的な面が表れています。

料金的には、データ通信SIMで3GB=900円、6GB=1,520円はごく標準的な金額です(IIJが標準的な器楽に合わせたというより、他社がIIJの料金を参考に値付けしていると考えられます)。

音声通話機能は、各容量のデータSIMに+700円で、これも業界スタンダードになっています。

IIJmioはキャンペーンの開催が多い

実は、IIJは料金に関連したキャンペーンを非常によく実施する通信会社です。

上記の事例でも、2019年7月末までの期間限定で、全てのSIMタイプで「データ容量アップ」、音声通話機能付きSIMでは「料金のディスカウント」が実施されています。

もし契約のタイミングが合うようなら、その時点でどのようなキャンペーンが実施されているか、確認してみると、もしかするとお得に契約できるかもしれません。

IIJmioの多彩なオプションサービス

IIJmioでは、シンプルな料金プランに組み合わせられるオプションサービスが多彩です。

さすがに老舗MVNOだけあって、IIJmioのサービスは業界標準となっているケースが少なくなく、その内容も良心的な設計となっています。

通話料金が半額になる「みおふぉんダイアル」

「みおふぉんダイアル」は、他社で言うところの「通話料金半額サービス(アプリ)」「プレフィックス電話」等と呼ばれるもので、「みおふぉんダイアル」アプリ経由での通話発信の場合、通常20円/30秒の通話料金が、半額の10円/30秒になるサービスです。

多くの格安通信サービスで同様のサービスが提供されていますが、IIJmioでも、初期費用も月額基本料も不要で、実際に利用した半額通話料金のみが請求されます。

※プレフィックス電話
「プレフィックス電話」とは、「プレ=前に」「フィックス=付加する」で、相手先電話番号の先頭に特定の番号(特番)を付加して発信する事で、割安料金の回線を中継して通話できるため、料金が半額となります。 割安な回線を中継するため「中継電話」とも言われる場合がありますが、MVNO各社で個別に同様のサービスを提供しています。

「プレフィックス電話」は、データ通信で通話する「IP電話」と異なり、割安な3G通話回線を中継するだけなので通信品質が悪化する事がありませんし、初期費用も月額基本料もかからないので、通話をする方は是非利用すべきサービスと言えます(通話機能のないSIMでは利用できません)。

「みおふぉんダイアル」を使ったかけ放題オプション

IIJmioでは、2種類の「かけ放題」オプションを用意しています。

  • ■家族と30分以内・誰とでも10分以内かけ放題(月額830円)
    ここでいう「家族との通話」とは、同一契約者名義(=同一のmioID)回線間の通話を指します。 同一名義の回線間であれば、1回あたり30分も無料で通話が可能になります。
    家族以外とは、10分のかけ放題となり、他社の「10分かけ放題」と同等の内容となります。
  • ■家族と10分以内・誰とでも3分以内かけ放題(月額600円)
    同一名義の回線間では10分の通話が無料となり、家族以外とは3分間の通話が無料となります。 他社ではあまり見かけない「3分かけ放題」オプションです。

各々の「かけ放題」の所定の無料通話時間経過後は、「みおふぉんダイアル」の料金が適用され、10円/30秒の料金となります。

大容量プランは別途オプションで対応

Instagramのような画像メインのサービスや、YOUTUBEやAbemaTV等、動画コンテンツが増加し、格安通信サービスでも大容量プランを望むユーザーが増加しているため、IIJは、大容量のプランを新設するのではなく、20GB・30GBの大容量のデータオプションを用意しました。

通常のプランと組み合わせて使うので、ミニマムプラン+データオプション20GBの場合には、総容量は23GBで料金は、プラン料金+データオプション料金となります(ずれはキャンペーンの1GBもプラスされています)。

データオプションの「20GB」と「30GB」は1契約で各1つずつ契約できます。20GB+30GBで50GBとして利用する事が可能です(20GB+20GB、30GB+30GHBは不可)。

また、別途購入した20GB/30GBのデータ容量は、家族でシェアして利用することも可能です。

データオプション利用時の注意点

データオプションは、単月で不足分のデータ容量を追加購入するサービスではなく、毎月、一定のデータ容量を料金プランで付与されるデータ量に上乗せされるサービスで、最低利用期間があります(利用開始の翌月末)。

単月でデータ量を追加する場合には「IIJmioクーポンカード」を利用します。

なお、データオプションで付与されたデータ容量を使い切れなかった場合には、翌月末まで繰越して利用する事ができます。

大容量プランは別途オプションで対応

前述の通り、基本的な料金プランは「回線2タイプ」「SIM3種類」「容量3プラン」の組合せですが、これとは別の特殊な設定のプランがいくつか存在しますので、まとめて紹介します。

家族で使えるシェアプラン

データ容量12GBを、家族最大10人(SIM10枚)までシェアできるお得な家族向けプランです。

通常プラン同様、「データ通信専用SIM」「音声通話機能付きSIM」ではドコモ回線、「SMS機能付きSIM」「音声通話機能付きSIM」ではドコモ回線・au回線を選択可能です。

各々の料金は「データ通信専用SIM」が月額2,560円、「SMS機能付きSIM」が月額2,700円、「音声通話機能付きSIM」が月額3,260円となっています。

SIM4枚以上で利用する場合には、400円/SIM1枚ごとに料金が加算されますが、SIM3枚までの利用であれば、通常の料金のままで利用可能です。

契約後にSIMカードを追加する場合には、SIM1枚につき2,000円の「SIMカード追加手数料」がかかります。 (新規契約時にSIMを追加した場合は「SIMカード追加手数料」はかかりません)。

スマホ端末+ネット接続+音声通話機能がセットのコミコミセット

コミコミセットは、「スマホ端末(680円or1,280円)」+「音声通話機能付きSIM(1,600円)」+「3分かけ放題(600円)」がセットになったパッケージプランで、Y! mobileやUQ mobileの2年契約プランに対抗して新設されたプランです(端末代金によって2種類の料金体系となります)。

Y! mobile・UQ mobileへの対抗から生まれたため、スマホ端末の24回払いがセットされたプランとなっていますが、Y! mobile・UQ mobileと異なるのは、「2年縛り」がない事です。

コミコミセットは、「スマホ」+「音声通話付きプラン3GB(ミニマム)」+「誰とでも3分かけ放題」を組合わせたプランですので、解約やMNP転出に制約を受けるのは「最低利用期間」の1年のみです。

それでも、コミコミセットとして契約すれば、利用開始翌月から12か月間、毎月の料金が1,000円ずつ割引になるのは大きなメリットです。

セットできる端末は、IIJmioが取り扱う端末全てではないので注意が必要です。

コミコミプランの料金は安いけれど…

ただ、通信料金が安ければ良いのか…という問題があります。

正直、IIJmioは人気MVNOのため、通信速度はお世辞にも速い・快適とは言い難いものがあります。

技術力の高い事業者ですし、「初速バースト機能(※)」を付けるなど良心的なサービスを提供していますが、それでもやはり通信速度が遅い事によりデメリットは生じてしまう場面が少なくありません。

※初速バースト:通信の頭の部分だけ高速通信する事で低速通信でも快適に利用できるようにする仕組み

それに比べると、サブブランドであるY! mobileはキャリアそのものの通信品質ですし、KDDIのグループ会社であるUQ mobileもキャリアに匹敵する超高速通信速度+高品質の通信を利用できます。

通信速度や品質において、現時点でY! mobile・UQ mobileを凌駕できるMVNOは存在しません。

また、Y! mobileやUQ mobileは若干料金が割高に見えますが、セットされる「かけ放題」はY! mobileは「10分かけ放題」、UQ mobileは「5分かけ放題」ですし、料金改定を受け、Mプラン・Lプランのデータ容量が9GB・21GBに大幅に増強されています。

さらにiPhoneのラインナップがあったり、端末購入時の購入支援(割引)等も大きなメリットの1つです。

それらの点で、月額100円の差額が果たして「安いから」とチョイスの決め手になるのかどうか少々疑問ではあります。

余ったデータ分をプラン料金から割引~エコプラン

エコプランは、端末+au通信回線SIMのセットでしか契約できないプランで、最大の特徴は「(逆)従量課金制」のような特殊な課金制度にあります。

従量課金制は、1か月かに利用したデータ容量に応じて課金される仕組みですが、「エコプラン」は、使わなかったデータ容量分の料金を、0.5GB=100円ずつ、基本料金から減額される仕組みです。

例えば、「エコプランミニマム」の契約で、最大3GBを使い切った場合の料金は、データSIMの場合で900円ですが、2GBしか使わなかった月には、余った容量1GB÷0.5GB×100円=200円が減額され、請求は600円となります。

音声通話SIM+端末でエコプランを契約の場合には、料金はデータSIMの料金に一律+700円となり、2種類の「かけ放題」オプションを選択する事も可能です。ただし、音声通話SIMでの契約の場合、利用開始から12か月間は最低利用期間が設定され、期間内の解約・MNP転出には「別途音声付帯解除料」がかかります。

IIJmioにはガラケー向けの料金プランもある

IIJmioでは、携帯=ガラケー向けの料金プランを用意しています。

しかもこのプランはずっと昔からあるプランと言う事ではなく、2019年2月になってから新たに導入されたプランです。

サービス内容は、4GLTEを使った高速データ通信はなく、音声通話とSMSに特化したサービス内容で、まさにガラケー向けのサービス内容となっています。

通常、IIJも含めた格安通信サービスの料金プランは、スマートフォンでの利用を前提としているため、必ず何某かのデータ通信容量が付属していますが、IIJ「ケータイプラン」は、データ通信容量を省く事で、割安な料金でガラケーを「通話専用+時々SMS」専用機として利用するプランです。

クレジットカード以外の支払方法がない

これは他の多くのMVNOも同じですが、支払方法にクレジットカード以外を選べません。

大手キャリアや、サブブランドや大手MVNOの一部では口座振替を選ぶ事ができますが、日本通信は未だクレジットカード以外の対応はありません。

ただ注意すべきは、高速通信だけでなく「データ通信」そのものが付属しないため、低速であってもデータ通信はできません。

つまり、WEB閲覧や動画視聴は勿論の事、メールやLINEトークも利用できませので、注意が必要です。

■ クーポンについて
IIJmioを利用すると、よく「クーポン」というワードを目にする事があります。
IIJmioで言う「クーポン」とは、いわゆる「割引クーポン」という事ではなく、高速データ通信の容量を指す言葉です。

例えば、月間のデータ容量を使い切った場合、IIJmioでは「クーポンを使い切った」という表現を使います。また、高速データ通信のON・OFFもクーポンを適用・不適用という言い方をする場合があります。

その他のオプションサービス

■安心
みまもりパック 500円/月 子どものスマホの安全を考えたお得なパック
迷惑防止パック 500円/月 ウイルス対策、迷惑電話対策に。
■WiFi接続
IIJmio WiFi by エコネクト 362円/月 日本全国75,000か所の公衆WiFiサービス
■サポート関連
端末補償オプション 380円/月 IIJmioサプライで購入の端末の故障・破損・水没等
つながる端末保証 500円/月 他社購入端末の故障・破損・水没等に対応
スマホの操作サポート 500円/月 初歩から活用までオペレーターがサポート
■セキュリティ
ウィルスバスターモバイル 250円/月 ウィルスバスターモバイルの月額版
マカフィーモバイルセキュリティ 250円/月 マカフィーの総合セキュリティ、ウィルス対策
iフィルターforマルチデバイス 360円/月 子どもに良くないWEBやアプリをブロック
■電話オプション
スマート留守電 290円/月 LINEで留守電が着信。読める・聞ける留守電
トビラフォンモバイル 300円/月 迷惑電話を自動で着信拒否。
クラウドバックアップAOS 500円/月 容量無制限でバックアップデータを保管
Smart Checker 350円/月 アプリ上の個人情報を守る
■エンタメ
タブホ 500円/月 スマホやタブレット、パソコンから読み放題
SMART USEN 490円/月 有線放送のUSENが贈る音楽番組
ローチケHMVプレミアム 500円/月 チケット・映画視聴・漫画が楽しめるエンタメアプリ

イオンモバイルの料金プラン

イオンモバイルは、料金が安い格安SIM・MVNOの中でも特に料金が割安と評判です。

容量 音声プラン データプラン シェア音声プラン
500MB 1,130円 - -
1GB 1,280円 480円 -
2GB 1,380円 780円 -
4GB 1,580円 980円 1,780円
6GB 1,980円 1,480円 2,280円
8GB 2,680円 1,980円 2,980円
12GB 3,280円 2,680円 3,580円
20GB 4,680円 3,980円 4,980円
30GB 5,680円 4,980円 5,980円
40GB 6,980円 6,480円 7,280円
50GB 8,980円 8,480円 9,280円

表示は全て8%税別表示 

料金プランは基本的に「音声通話」「データ専用」「音声通話のシェア」の3タイプで、プランごとに月間に利用できるデータ容量が非常に細かく設定されています。

IIJmioが、「3GB」「6GB」「12GB」の3種類しかデータ容量区分がないのと比べるとかなりきめ細かい設定です。

また、音声通話プランにシェアタイプを用意するなど、イオンへ家族で来店したユーザー向けのプランを用意している辺りが、いかにも流通系の通信会社という印象です。

料金全体として、他社MVNOと比較しても割安な設定ですが、最も契約数が多い3GB、5GB、10GBのプランを設定せず、他社の3GBの料金で4GB、他社5GBの料金で6GBを使える…といった料金設定になっています。

データ容量を使い切ってしまった場合の追加チャージは、480円/1GBで回数制限なくチャージ可能です(NTTドコモタイプ2のみ、最大6GBまでの制限が設けられています。

ちなみに、イオンモバイルは初期費用に「SIM発行手数料」は加算されません。
また、利用開始初月のプラン料金は日割りとなります。

SMSオプションについて

データSIMでショートメッセージ能が利用できるSMSオプションは、NTTドコモ回線のみ140円で付加する事ができます。

au回線のデータ通信は、元々SMS機能込みとなっており、オプション料金不要でSMSが利用可能ですが、逆に、au回線で「SMS機能なし」にする事はできません。

NTTドコモ回線 タイプ2について

NTTドコモ回線には、データ専用の「タイプ2」も利用する事が可能です。回線の供給元(MVNE)が異なるため、料金は同一ですが通信速度等で「タイプ1」と違いがあります。

概して、タイプ2の方が通信速度が速い傾向があるので、データ通信で利用する場合には「タイプ2」も選択肢として検討すると良いと思われます。

シェアプランについて

イオンモバイルの特徴の1つに、シェアプランの充実があります。

この事は、家族で訪れる事の多いイオンやイオンモールを中心に店舗展開しているイオンモバイルならではで、家族丸ごと、大容量データ通信を割安な料金でシェアして利用する形を分かりやすく提案しています。

イオンモバイルのシェアプランは、最大5枚までSIMを増やす事ができます。

1枚増やすごとに事務手数料3,000円がかかりますが、データSIMで利用する場合には、SIM3枚までなら月額利用料金がかかりません。

音声通話機能付きで利用する場合は700円、SMS機能付きで利用する場合には140円(ドコモ回線のみ)の追加料金が必要で、SIM4枚目以降は、月額利用料金が200円加算となります。

例えば、8GBのシェア音声プランを4人でシェアして利用する場合のコストは以下の金額となります。回線はNTTドコモで、音声プラン3枚を追加するものとします。

  • ・メイン回線(1枚目)のSIMの初期費用が3,000円かかります。
  • ・シェア音声プランの月額料金2,980円/月がかかります。
  • ・追加分の音声プラン2枚の事務手数料3,000円×3、音声機能700円×3/月の料金がかかります。
  • ・4枚目の月間利用料200円/月がかかります。

以上を全て合算すると、初期費用として12,000円、月額料金として5,280円かかります(通話料金別、税別)。

1人当たり、2GB容量で1,320円となり、個別に4人が音声プランを契約するよりも若干割安になります。

イオンモバイルのオプションサービス

オプション 料金 備考
留守番電話 300円/月 電話に出られなかった際に相手の音声を録音します
割り込み電話着信 200円/月 NTTドコモのキャッチホンと同等のサービス
転送電話 無料 着信端末から転送先までの通話料金がかかります
国際電話 無料 個々の通話分の料金がかかります
利用停止目安は月額2万円です
通話料金 20円/30秒 通話料金を半額にするオプションあり
半額通話 10円/30秒 「イオンでんわ」アプリでの発信時の通話料金
10分かけ放題 850円/月 「イオンでんわ」の10分かけ放題オプション
050かけ放題 1,500円/月 IP電話のかけ放題フル。データプランでも利用可。
容量追加チャージ 480円/1GB タイプ1は制限なし、タイプ2は最大6GBまで

イオンモバイルの料金半額通話

イオンモバイルの通常の通話料金は20円/30秒ですが、「イオンでんわ」アプリを利用して発信した際の通話料金は、通常料金の半額10円/30秒になります。

「イオンでんわ」は、割安な通話回線を経由して通話するため料金を半額にする事ができ、「プレフィックス電話」「中継電話」とも呼ばれています。

「イオンでんわ」は特に申込みも月額料金も不要で、アプリをダウンロード~インストールし、アプリ経由で発信する事で、通話料金を半額にする事ができます。

イオンモバイルのかけ放題

通話開始から一定時間の通話料を月額固定額で賄う仕組みを「かけ放題」と言います。イオンモバイルのかけ放題は「10分かけ放題」と「050かけ放題」の2タイプあります。

イオンモバイルのかけ放題

前述の「イオンでんわ」アプリを利用して、通話開始から10分間の通話を月額850円の料金で何回でもかけ放題となるサービスが「イオンでんわ10分かけ放題」です。

この10分かけ放題は、「イオンでんわ」アプリを利用しているため、10分間のかけ放題以降も10円/30秒の通常の半額の通話料で通話を継続する事ができます。

通話先の制限もなく、固定電話・携帯電話(スマホ含む)へ、10分間は課金なく通話可能です。

(注意)

  • ●「イオンでんわ」は、110/119/118/117/177等の3桁通話への発信はできません。
    通常の電話機能からの発信となり、通話料は20円/30秒となります。
  • ●国際電話は「イオンでんわ10分かけ放題」の対象外です。
050かけ放題

「050かけ放題」は、月額1,500円で、通常の通話プランの090/080/070局番の電話番号とは別に、IP電話の「050-****-****」の電話番号を持つことができるかけ放題サービスです。

10分間等の時間制限がなく、24時間いつでも「050かけ放題」の基本料金以外に通話料がかかりません。通話先も、固定電話・携帯電話(スマホ含む)いずれへも通話可能です。

また、IP電話なので、通話機能のない「データプラン」「SMS付データプラン」でも通話が可能です。24時間全ての通話が基本料以外に係らないので、090/080/070の通常の局番に拘らないのであればおおいに利用価値があるサービスです。

090/080/070の通常の電話番号と、IP電話050局番の電話番号を、仕事とプライベートで使い分ける等の利用方法が可能です。ちなみに、解約は時期に関わらず解約料等の課金はありません。

(注意)

  • ●「050かけ放題」は、110/119/118/等の3桁通話への発信はできません。117及びフリーダイアルへの通話は可能です。
  • ●不正利用防止のため連続通話は300分で一旦通話が切断されます。
  • ● 国際電話は「イオンでんわ10分かけ放題」の対象外です。

データ容量の追加チャージ

月間のデータ容量を使い切ってしまった場合でも、追加で、データ容量を購入する事が可能です。NTTドコモ・au回線のタイプ1では、追加上限の制限はなく、1GBあたり480円(税別)で購入できます。NTTドコモ回線タイプ2の場合には、1GBあたり480円(税別)で最大6GBまで購入できます。

nuroモバイルの料金プラン

nuroモバイルは、3キャリアの回線を使った格安通信サービスを提供しています。

  • ●NTTドコモ回線 … 音声通話プラン・SMS付データ専用プラン・データ専用プラン
  • ●au回線 … 音声通話プラン・SMS付データ専用プラン・データ専用プラン
  • ●Softbank回線 … 音声通話プラン・データ専用プラン
    ※Softbank回線では、SMS機能付きデータ専用プランの提供がありません
  NTTドコモ回線 au回線 Softbank回線
  通話 SMS付 データ 通話 SMS付 データ 通話 データ
お試し 1,000円 450円 300円 1,200円 650円 500円 1,200円 500円
S(2GB) 1,400円 850円 700円 1,480円 930円 780円 1,680円 980円
M(7GB) 2,200円 1,650円 1,500円 2,800円 2,250円 2,100円 2,800円 2,100円
L(13GB) 3,400円 2,850円 2,700円 3,680円 3,130円 2,980円 3,680円 2,980円

※「お試しプラン」の容量は月間0.2GBまで ※表示は全て税別表示

料金の構成は非常にシンプルです。

実は、nuroモバイルは元々、月間のデータ容量を細分化したきめ細かな料金プランが特徴でしたが、2018年に改定を行い、2GB・7GB・13GBの3タイプ構成になり、さらに、「お試しプラン(月間0.2GB)」を加えて、4タイプの料金プランとなっています。

他社にあるようなシェアプランの提供はなく、1人のユーザーが単一回線での利用を前提としています。

料金体系は、ドコモ回線に関してはごく一般的な料金で、データ専用プランにSMS付加の場合は+150円、音声通話機能付加で+700円と考えると分かりやすいです。

au回線はドコモ回線よりも若干割高な設定で、全容量・タイプで200円増しとなっています。

Softbank回線は、S(2GB)プランを除き、au回線と同額に抑えています。

nuroモバイル内のNTTドコモ・au・Softbank回線間の回線変更はできません。

nuroモバイルの最低利用期間のルール

最低利用期間内解約金の金額は以下の通りです。

1か月目 2か月目 3か月目 4か月目 5か月目 6か月目
12,000円 11,000円 10,000円 9,000円 8,000円 7,000円
7か月目 8か月目 9か月目 10か月目 11か月目 12か月目
6,000円 5,000円 4,000円 3,000円 2,000円 1,000円

利用開始日の翌月を1か月目とし12,000円、以降1カ月ごとに1,000円が減額され、12か月目まで「最低利用期間内解約金」がかかります。13か月目以降は、「最低利用期間内解約金」はかかりません。

利用開始月(初月)の料金は無料となります。

また、「お試しプラン」には音声通話プランであっても「最低利用期間内解約金」は適用されません。

nuroモバイルのオプション・サービス

オプション・サービス 月額料金 備考
nuroモバイルでんわ 無料 いわゆる通話半額アプリ 10円/30秒で通話可能
10分かけ放題 800円/月 10分以内の通話を定額化 10分経過後は10円30秒
データ前借り 無料 次月の自分のデータ容量を前借り利用できる
容量チャージ(ドコモ) 600円/1GB 月間のデータ容量を使い切った場合に、1GB単位でデータを追加購入できる。
容量チャージ(au) 900円/1GB
容量チャージ(Softbank) 900円/1GB
パケットギフト 無料 nuroモバイルユーザーどうしが容量をプレゼントできる
端末保証 500円/月 あらゆる端末を補償する制度
訪問サポート 8,000円/1回 専門スタッフが自宅を訪問してサポート
遠隔サポート 3,000円/30分 30分間の基本レッスンでネットや通話方法を学習できる
i-フィルター 330円/月 有害サイトフィルタリングサービス

nuroモバイルでんわ・10分かけ放題

「nuroモバイルでんわ」は、相手先電話番号の前に特定番号を付加する(プレフィックス電話)で、通常の通話料金(20円/30秒)の半額(10円/30秒)で通話できるサービスです。

専用のアプリを使う事で、特定番号を自動的に付加して発信してくれるので、簡単&手軽に半額通話が可能です。

割安な通話回線を経由して通話するため、料金が通常の半額で済みますが、通常回線と同じ通話回線を経由しているので、通話時の音質劣化がほとんどありません。

「nuroモバイルでんわ」アプリを利用し、10分かけ放題サービスを利用する事も可能です。

「10分かけ放題」サービスは、月額800円で、10分以内の通話を定額化することができ、10分経過後も半額通話料金(10円/30秒)で通話を継続する事ができます。

「nuroモバイルでんわ」及び「10分かけ放題」に利用方法は、専用アプリから発信するか、相手先電話番号の前に「0037-692」を付加する事で適用となります。

データチャージ

月間の契約データ容量を使い切った場合には、通信速度が制限を受け200kbpsの低速でしか通信できなくなりますが、この200kbpsという速度は、メールやSNS等の高速通信を必要としないコンテンツで何とか利用できるギリギリの通信速度です。

そのため、WEB閲覧や動画視聴などには、どうしても高速通信が必要となるため、月間データ容量を使い切った後でも、追加で高速通信容量を購入する事ができます。

nuroモバイルの場合には、回線によって価格が異なりなります。

  • ●NTTドコモ回線 … 600円/1GB
  • ●au・Softbank回線 … 900円/1GB

追加チャージしたデータ容量は、「前月繰り越し分」「当月付与分」の後に消費されます。

どんなデバイスも補償する端末保証

nuroモバイルで購入したデバイスはもちろん、他所で購入して持ち込み利用中の端末でも、月額500円で補償して貰えます。

「水濡れ」「破損」「自然故障」等の場合に補償されます。

nuroモバイルで購入した端末の場合
補償期間 無期限
補償受付可能日 端末を受け取った日以降
月額料金 500円/月
対応方法 端末交換
補償内容詳細   36カ月まで 37か月~
交換機種 故障機と同一 ヤマト指定機種
水濡れ対応 ×
破損対応 ×
自然故障対応
サービス利用時のユーザー負担額 1回目 5,000円
Xperia XZ Premiumのみ15,000円
2回目 8,000円
Xperia XZ Premiumのみ20,000円
3回目以降 実費
端末持込の場合
補償期間 端末メーカーの発売日から36ヶ月間
補償受付可能日 利用開始の翌々月1日から
月額料金 500円/月
対応方法 端末交換または修理
補償内容詳細 交換機種 ヤマト指定機種
水濡れ対応
破損対応
自然故障対応
サービス利用時のユーザー負担額 1回目 5,000円
2回目 8,000円
3回目以降 実費

補償内容は、nuroモバイルで購入した端末の場合と、他所で購入した端末では若干の違いがありますが、全ての端末を、「水濡れ」「破損(落下など)」等のよくあるトラブルを対象に補償してくれるのは安心感があります。

OCNモバイルONEの料金プランやオプション・サービス

OCNモバイルONEは、マルチ・キャリアではなくNTTドコモ回線によるサービスのみを提供しているため、料金プランはシンプルですが、他社にはあまりない「1日単位」のプランを提供しているのが特徴的です。

OCNモバイルONEの料金プラン

  コース 音声対応SIM SMS対応SIM データ通信専用SIM
日単位 110MB/日 1,600円 1,020円 900円
170MB/日 2,080円 1,500円 1,380円
月単位 3GB/月 1,800円 1,220円 1,100円
6GB/月 2,150円 1,570円 1,450円
10GB/月 3,000円 2,420円 2,300円
20GB/月 4,850円 4,270円 4,150円
30GB/月 6,750円 6,170円 6,050円

料金は全て税別表示

OCNモバイルONEの料金プランは、データ通信専用プランを基本に、SMS機能が+120円、音声通話機能が+700円と、分かりやすい構成になっています。

相場的には、他社MVNOよりも若干割高な設定ですが、通信の安定性等を勘案すると許容範囲と言えます。

日単位プランとは

通常のプラン料金は、月間のデータ量で区切られていますが、OCNモバイルONEでは「日単位」のプランが提供されています。

「日単位」とは、毎日0時にデータ容量がリセットされるプランで、毎日「110MB」「170MB」ずつ使えるプランです。

日単位のプランは、毎日のデータ利用量がほぼ一定の場合に有効なプランです。

万が一、データ容量を使い切ってしまっても、日が変わるタイミングで容量が戻るため、最長でも低速制限は1日で済む訳です。

OCNモバイルONEの初月料金・最低利用期間と解約金など

■ 初月料金 OCNモバイルONEでは、利用開始月のプラン料金は無料となりますが、利用開始月の特定方法が特殊なので要注意です。

OCNモバイルONEの利用開始月は、「××日の10日後を含む月」と規定されており、必ずしも、ユーザーが実際にOCNモバイルONEの通話・通信の利用を開始した月とは限りません。

  • ・ データ通信専用SIM・SMS対応SIMの場合 … 申込み日の10日後を含む月
  • ・ 音声対応SIMの場合 … 本人確認資料の確認が完了した日の10日後を含む月

筆者が今回の記事作成のために契約したデータ通信専用SIMの場合、申込み日は11月1日で、SIMが到着したのが11月4日で、スグにスマホに設定して利用を開始しましたが、この規定により、「初月」は11月1日(申込み日)の10日後の11月11日を含む11月と言う事になります。

つまり、例えば、11月22日にデータ通信専用SIMを申込んだ場合、11月中にSIMが届いて利用を開始していても、規定上の利用開始月は、11月22日の10日後の12月2日になるため、12月に入ってから…というちょっと不思議な事になります。

■ 最低利用期間と解約違約金 一方、最低利用期間内の解約・MNP転出には、「解約違約金」が課金されますが、2019年10月1日以降は、従来の8,000円が1,000円に変更になっています。

また、最低利用期間の起算日も変更になっており、従来は、「本人確認資料の確認が完了した日の10日後を含む月」から起算して6か月間でしたが、こちらもルール変更が行われ、「本人確認資料の確認が完了した月」から起算して6か月となっています。

他社の最低利用期間は12カ月が多いので、良心的と言えるかもしれません。 (ただし、「最低利用期間」や「早期解約違約金」を廃止したMVNOもあります)

OCNモバイルONEのオプション・サービス

OCNでんわ 無料 通常20円/30秒の通話料金を10円/30秒に OCNでんわ 10分かけ放題 850円/月 10分かけ放題 OCNでんわ トップ3かけ放題 850円/月 その月の通話が多いトップ3か所への通話料が無料 OCNでんわ かけ放題ダブル 1,300円/月 10分かけ放題とトップ3かけ放題の両方を利用可能 050Plus 150円/月 8円/3分(固定)16円/分(携帯)のIP電話サービス あんしんモバイルパック 640円/月 下記①+②+➂のパッケージ OCNプレミアムサポート forスマートフォン ① 390円/月 電話とリモートによるサポート・サービス マイセキュア ② 250円/月 インターネット・セキュリティ マイポケット ③ 300円/月 データバックアップ あんしん補償 500円/月 スマホの画面割れ・故障・破損・水濡れなどのトラブルサポート 留守番電話 300円/月 留守番電話です キャッチホン 200円/月 通話中の着信を受ける事ができます

OCNでんわ(アプリ)

いわゆる「半額通話」と呼ばれる通話サービスで、料金が安い回線を経由して通話するため、通常の通話料金20円/30秒の半額(10円/30秒)で通話する事ができます。

「半額通話」は、IP電話(データ通信回線で通話する電話)ではないので、音質の劣化が少ないのがメリットです。

相手先電話番号の先頭に特定番号「003544」を付加して発信する事で半額通話となり、特定番号付加を自動的に行ってくれる専用アプリから発信する事でも半額通話となります。

特定番号を先頭に付加するため「プレフィックス電話」、料金が安い回線を経由することから「中継電話」等と呼ばれる事もあります。

OCNでんわ かけ放題

他のMVNOでかけ放題と言えば「10分かけ放題」「5分かけ放題」がほとんどですが、OCNモバイルONEでは、一般的な「10分かけ放題」はもちろん、通話時間の多い上位3か所への通話料金が無料になる「トップ3かけ放題」を提供しており、さらに、2種類のかけ放題をセットした「かけ放題ダブル」も割安に利用する事ができます。

「10分かけ放題」は、通話が10分以内で終了した場合には無料で通話できる「かけ放題」サービスで、10分を経過した場合でも、「OCNでんわ」が適用され、10分/30秒で通話が可能です。

例えば、15分間の通話の場合、通常料金20円/30秒での料金は600円ですが、「10分かけ放題」で発信した場合には、

・ 初めの10分間は通話無料+残り5分間は10円/30秒=100円

となり、通常料金との料金差は歴然たるものがあり、節約効果は抜群です。

「トップ3かけ放題」は、ユーザーが指定した通話先3か所と言う事ではなく、その月の実際の通話料が多い上位3か所なので、非常に実用的で、本当に多い料金を節約する事ができます。

また、両方のかけ放題をセットで利用する場合には、単体での月額料金×2よりも割安な1,300円で利用可能です。

050Plus

「050Plus」は、NTTコミュニケーションズの看板商品で、データ通信回線で通話するIP電話です。

IP電話は、音声通話SIMが不要で、データ通信回線を使って通話できますが、通信回線の混雑などに影響を受けやすく、相対的に音質に問題があり、通常の電話回線を使った通話より通話品質の面で劣ると言われています。

しかし、「050Plus」は、IP電話としてはかなり音質が良く、余程通信状態が悪い状態でなければ、ごく普通に利用する事も可能です。

通常の月額基本料は300円ですが、OCNモバイルONE利用者は月額150円で利用する事ができます。

通話料金は、

  • ・ 固定電話への通話 … 8円/3分
  • ・ 携帯・スマホへの通話 … 16円/1分

と、通話回線を使用する「半額通話」よりも、さらに割安な料金で通話可能ですが、3桁電話(110/119/118/114/117等)など、通話できない電話があるので万能という訳ではありません。